一戸建て住宅の周辺環境とは

一戸建ての周辺環境とは…?
一戸建ての周辺環境とは…?

一概には言えませんが、一戸建ては最寄り駅から近いエリアよりも徒歩15分以上の距離に建てられる傾向があり、駅への往来はバス便のエリアもあります。ただし、郊外では駅によっては、徒歩圏内の一戸建てを手に入れやすいエリアもあります。電車やバスなどの公共交通機関を使う生活か、車での移動が中心かによって、駅からの距離の考え方は変わります。

一戸建て分譲地の大規模開発では、学校や商業施設、医療機関なども合わせて計画されるため、利便性の良さがひとつの魅力です。また、外観のデザインや緑地計画からされることもあるため、美しい街並みが形成されます。新規で移り住んできた人ばかりのため、新たなコミュニティができることも特徴です。

一戸建てで重視するべき立地条件とは

駐車はしやすい? 一戸建てで重視すべき立地条件を確認
駐車はしやすい? 一戸建てで重視すべき立地条件を確認

一戸建てを検討する際には、最寄り駅へのアクセスを確認しましょう。不動産広告では徒歩〇分という所要時間は、道路距離80mを徒歩1分として換算されていますが、実際には平坦な道と坂道、信号の数などによって違いがありますので、実際に歩いてみましょう。
また、例えば、駅の南口側に商業施設が充実している場合、北口側から自由通路などで往来しやすいかどうかも、チェックしておきます。徒歩10分で帰り道や周辺に商業施設がない立地よりも、徒歩15分で帰り道にスーパーがあり、周辺にコンビニがある方が暮らしやすいケースもあります。最寄り駅からバスを利用する場合には、運行頻度が少ないと、待ち時間のロスが大きく、終バスが早いと帰宅に支障をきたしますので、運行状況も確認が必要です。車での移動が中心の場合は、駅までの距離よりも、幹線道路へのアクセスのしやすさが重視するべきポイントです。また、敷地形状や接道状況から、車が出し入れしやすく、スムーズに駐車できるかもチェックしましょう。前面道路の交通量が多い、道幅が狭い、あるいは切り返しがしにくいなどの状況は、駐車場の使いにくさがストレスになりがちです。

教育施設の場所も確認を
教育施設の場所も確認を

住まいの周辺にスーパーなどの商業施設、小学校や中学校などの教育施設、銀行のATMや医療機関など生活利便施設があるかどうかも見るべきポイントです。特に小学校や中学校は、一番近い場所にある学校とは、別の学区になっていることもありますので、市区町村のホームページで確認するか、問い合わせをしましょう。

立地条件は用途地域も考慮

用途地域も確認を
用途地域も確認を

都市部は都市計画法によって用途地域が決められています。用途地域よって建てられる建物が決められ、住居系や商業系、工業系に分けられます。一戸建ては住居系の用途地域だけではなく、工業専用地域以外なら建てられるため、商業系や工業系の用途地域に建つ住宅もあります。周辺環境は現況が永続的に保たれるわけではなく、用途地域によっては、周辺環境が一変することもあることを覚えておきましょう。

近くに高層マンションが建つ可能性も…
近くに高層マンションが建つ可能性も…

第1種低層住居専用地域は、高さ制限が10mあるいは12mのため、3階建て程度までの建物しか建てられず、住居系の建物が中心のため、静かな環境が保たれやすいです。反対に、一戸建てが中心のエリアであっても、商業地域の場合には周辺に高層マンションが建つ可能性もあります。

また、嫌悪施設と言われるものが周囲に建つと、生活環境に影響を及ぼすだけではなく、資産価値にも関わります。風俗店を建てることができるのは商業地域だけですが、パチンコ店は商業系や工業系の用途地域だけではなく、住居系の用途地域でも、第2種住居地域や準住居なら建てることが可能です。ただし、火葬場やゴミ焼却場は都市計画によって定められるため、用途地域では一概に判断できません。

資産価値を考慮して選ぶ

資産価値に考慮した購入検討を
資産価値に考慮した購入検討を

一戸建ては築年数が経過しても、土地としての価値は残ります。一般的に木造住宅は築20年を超えると、建物としての価値はゼロとみなされますが、適切な維持管理を行い、必要な修繕を行うことで、建物の寿命を延ばすことが可能です。一戸建ては建て替えをして住み続けやすく、長期にわたって利用価値を維持しやすいこともメリットです。

ただし、終の棲家のつもりで購入した住まいでも、転職や転勤、介護など生活の変化によって、手放さざるを得ないケースもあります。購入時に売却する可能性を踏まえることは難しいかもしれませんが、万が一の場合に売却して住み替えがしやすいように、一戸建ての購入は資産価値も重視して物件を選ぶべきです。立地条件を重視するとともに、用途地域を確認し、将来的に周辺環境が一変する可能性も考慮したうえで、購入する物件を決めましょう。また、長期優良住宅など、建物としての価値を維持しやすい住まいを選ぶことも、選択肢のひとつです。

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(2017/04/26)