住宅購入で、現地チェックを行うべきポイントは、駅までの道順と住環境だけではない。もうひとつ重要なのは、「街の利便性」つまり、実際の生活を始めてから支障がでない街であるかどうか、だ。

例えば、駅前にロータリーがあると、車で送り迎えしやすい。しかし、そのロータリーが「一般車進入禁止」だと、逆に送り迎えしにくい。

 

駅周辺の商店街が、夕方の買い物時間に「車の進入不可」になると、車での生活がしにくい。しかし、歩いて買い物する習慣の人は逆に生活しやすい。そのように、人によって「便利」の尺度が異なるので、自分にとって便利な街かどうかを調べる必要がある。

 

その点、誰にとっても「あったほうがよい」と判定されるのが、品ぞろえ豊富なスーパーマーケット、病医院、銀行、郵便局だ。

 

交番はどんな駅前にも設置されるもの、と思われがち。が、実際には交番のない駅前が少なくない。交番があるほうが高評価となることはいうまでもないだろう。

 

銀行や郵便局、病医院もチェックしたい代表だ。銀行があるかどうかだけでなく、ATMの設置台数が多いかどうか、提携の駐車場があるかどうかも確認しておきたい。

 

病医院では、数の多さだけでなく、平日の昼間の混み具合も確認する。混み合って外まで患者がはみ出しているようなクリニックは困るが、あまり空いているところも不安がある。

 

もうひとつチェックしておきたいのが、飲食店やケーキ屋さん、和菓子屋さんなどのラインナップ。それらは、生活する上で必須のお店ではない。しかし、生活に潤いをもたらしてくれる。魅力的な飲食店やケーキ屋さん、和菓子店が一つでもあれば、うれしい限り。一つもない、という場合でも、「これから増えそう」という将来性の高い場所であれば合格点を与えたい。

 

飲食店もチェックポイント

飲食店もチェックポイント

 

次は、「建物の広さ、その目安」についてお話ししよう。

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