田舎暮らし万歳! 第2の人生は悠々自適に

かつて団塊世代が定年を迎えた2007年から約5年が経過。現役をリタイアした団塊世代では田舎暮らしを選ぶ人たちが増えています。年金が受け取れるようになり、将来設計がある程度把握でき、具体的に行動に移せるようになったということでしょう。

自宅を売却して別荘購入資金を捻出するというよりも、老後の資金を大きく減らさない堅実な方法を選択。田舎で1000万円位までの中古住宅を購入したり、一軒家を借りるなどして第2の人生を楽しまれています。

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自分たちで作った野菜の成長を見守るのも楽しそうですね

あまりに不便なところではなく、ほどほどの田舎で自分たち夫婦が食べられる程度の野菜づくりに挑戦する方が多いようです。農作業をはじめることで、地域の人たちとの交流も生まれやすくなります。夏休みなどには孫たちに土や自然に触れる暮らしを体験させることもできます。自宅をそのまま残していることで、元気な間は田舎の家と行ったり来たりの生活。高齢になって、身体が不自由になったら医療施設の充実した都会に戻るというライフスタイルです。

気になる!マルチハビテーションな暮らし方

若い人たち、現役の人たちにも複数の住居を持つ暮らし方があります。マルチハビテーションとは“Multi”(マルチ=多様な)“Habitation”(ハビテーション=住居)を組み合わせた造語ですが、国内外を問わず複数の住居を持ち、仕事のスケジュールや季節によって住まいを変える暮らし方です。通信系の在宅ワーカーなら主たる家は田舎であっても問題なし。

仕事で都心に出たときに使えるセカンドハウスを持てば快適です。家族は田舎でのびのび子育てできます。逆に平日は都心で仕事に集中し、週末には家族とともに田舎の家で過ごすケースもあります。マイホームを都会で買う予算より安い価格で田舎では物件が購入できますから、どちらの生活に重点を置くか考え方ひとつといえます。

セカンドハウス購入でローンは組めるの?

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「フラット35」は最長35年間の返済期間中、
金利変動がなく返済額が一定なのが特徴です。

セカンドハウスは必需品ではないので、資金に余裕のある人がキャッシュで購入するケースが多くなります。でも、自宅のローンを返済しながらセカンドハウスローンを利用して購入することも可能です。セカンドハウスローンとは、自宅でない別荘の購入、建築、増築などの目的で使えるローンです。地方に2軒目を購入する場合、その物件がある場所を営業エリアとしている地方銀行に融資を相談するのが一般的です。また、最近では大手銀行やネット銀行でセカンドハウスローンの取扱いが増えてきています。しかしセカンドハウスローンの金利は住宅ローンの数倍高いことも。そんな中、長期固定金利で知られる「フラット35」ではなんと一般の住宅ローンと同様の条件(金利条件)でセカンドハウスローンを組むことができるようになっています。ただし、やや審査は厳しいと言われています。

セカンドハウスローンが利用できるかどうかは本人の返済能力で判断されます。金融機関では年収に占める年間のローン返済額の割合を30%くらいにしていますから、自宅にローンが残っている場合はそれも合算して借り入れ限度額が決まります。足りない部分は自己資金を用意することになります。

セカンドハウスローンは住民票を移さない住宅購入に適用されるので、都心の賃貸に住み、地方に家を購入する場合にもセカンドハウスローンを利用することが可能です。

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