>>>賃借権の取得時効

不動産用語集

基本用語から専門用語まで、不動産に関する用語を幅広く集めました。

賃借権の取得時効【ちんしゃくけんのしゅとくじこう】

物を一定期間占有すると、その物の権利を取得することができます。これを取得時効といいます。
地上権地役権などの物権については当然に取得時効が成立しますが、債権である賃借権は取得事項の対象にはならないと考えることもできます。しかし、不動産賃借権については不動産を占有する権利があるため、取得時効が成立するものとした判例が出ています。
この場合、賃借権の取得時効を主張する者は「自己のためにする意思」を持ち、権利を行使することが必要となります。
自己のためにする意思とは、不動産を使用収益するという意思(賃借の意思)です。
権利を行使するとは、「賃借の意思にもとづいて不動産を使用収益し、その使用収益が賃借の意思にもどつくものであることが客観的に表現されていること」という解釈です。

例えば、Aさんが自称代理人のBさんと土地貸借契約を締結し、その土地に建物を建築して、継続的にBさんに地代を支払った事例について、判例は地代支払いという事実を重視して、Aさんが土地賃借権を時効取得することを認めています。

占有開始時に、「他人のものと知っていた」(自己のためにする意思をもって、平穏に、かつ、公然と他人の物を占有した)場合は20年、「他人のものと知らなかった」(自己のためにする意思をもって、平穏に、かつ、公然と他人の物を占有した者は、その占有の開始の時に、善意であり、かつ、過失がなかった)場合は10年で取得時効が認められます。

不動産用語をフリーワードで検索

フリーワードで検索

新着物件

賃借権の取得時効とは?賃借権の取得時効の意味を調べる。不動産用語集【HOME'S/ホームズ】。不動産を借りる・買う・売る・リフォームする・建てる・投資するなど、不動産に関する様々な情報が満載です。まず初めに読みたい基礎知識、物件選びに役立つノウハウ、便利な不動産用語集、暮らしを楽しむコラムもあります。不動産の検索・物件探しなら、住宅情報が満載の不動産・住宅情報サイト【HOME'S/ホームズ】

条件を削除すると新着お知らせメールの
配信が停止されますがよろしいですか?