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外壁リフォーム

外壁リフォーム成功のために、外壁が劣化による徴候の確認方法や外装材の種類、メンテナンス方法など基本的な情報やノウハウ、ポイントについてまとめています。外壁リフォームの価格と費用についても学べます。

外壁リフォームとは

住まいの外壁には、太陽光(紫外線)や風雨、雪、騒音、延焼などから住宅を守る役割があります。外壁(装)材を選ぶ際には、耐久性や耐候性、断熱性、耐火性、遮音性、耐水性、メンテナンス性などの性能面を考慮するようにしましょう。外壁の性能次第で住まいの寿命にも影響がでてきます。また、日々のお手入れ方法や定期的な点検方法、メンテナンス費用、保証などもしっかりチェックを。家の寿命が伸びている昨今、できる限り長期的な視野で選ぶすることが大切です。質の良い外壁リフォームを実施すればメンテナンス頻度や住まいの長寿化につながります。そのため価格だけではなく施工内容などもじっくり検討するようにしましょう。外壁リフォーム方法には、塗装、重ね張り、張替えといった大きく3つの工法があります。どの工法が最適化は外壁の劣化状況などによって異なりますので、リフォーム会社と相談して決めるようにしましょう。

外壁劣化のサイン

外壁は劣化してくると、クラック(ひび割れ)やチョーキングといった兆候(サイン)がでてきます。定期的な点検を実施することで被害が拡大することを防止できます。
以下は、そのサインと起きやすい外壁の種類、その点検目安となります。

現象 解説 点検目安 起きやすい外壁の種類
ヘアクラック 文字通り髪の毛程度の亀裂で、外壁表面にヒビが入っている状態 ヘアークラックは構造上避けられないものであり、クラックの中でも有害性が低いものを指しています。 5~8年 モルタル全般、サイディング全般
クラック 外壁の下地にヒビが入った状態で、放置すれば重大な問題を起こす可能性があります。 発生原因は、モルタルやコンクリートが乾燥で収縮した際の変形によって引き起こされます。クラックが生じると雨が侵入することでクラック幅が広がったりコンクリートの鉄筋が劣化することもあります。 5~8年 モルタル全般、コンクリート
チョーキング(白亜化現象) 白い粉が外壁に浮いており、手で触ると白い粉のようなものが付きます。 紫外線、熱、水分、風などによって塗装面の表層樹脂に劣化が起こり、塗料の中の顔料がチョークのような粉状になり消耗していく現象・状態です。 5~8年 モルタル全般、サイディング(窯業系)
シーリング(コーキング)の劣化、痩せ・ひび割れ 結合部や目地がひび割れている シーリング材は、建築物などの防水性・気密性を維持することを目的とする防水材です。ひび割れ・はがれなどが発生した状態で放置すると、雨水などが侵入して建物の寿命を縮めます。 3~5年 サイディング全般、タイル
白サビ 金属製の壁に白い粒が現れている状態 白サビは、鋼板を保護しているめっき層の腐食で、放置すると鋼板自体の腐食(赤さび)に進行します。 3~5年 サイディング(金属系)
赤サビ 白サビを放置して腐食が進行し、金属のサビ(赤サビ)が発生している状態 鋼板自体が腐食(赤さび)している状態、放置しつづければ大きな穴が開いてしまいます。 3~5年 サイディング(金属系)

外壁材の主な種類と点検・メンテナンスの目安

外壁に使われる素材はサイディングとモルタルが主流となっていますが、それ以外でも漆喰やレンガ、石材なども外壁材として採用される場合があります。

サイディングの特徴

建物の外壁に使う板状の外装材のことです。工場の品質管理の下に生産された不燃外壁材が主に使われ、耐火性や耐久性に優れているため、木製板の代わりに使用されるようになりました。英語のsiding(外壁)が語源で、サイディングボードとも呼ばれます。比較的安価で、色柄やデザインが豊富です。種類は、セメント(窯業)系とセラミック系と金属系に大別できます。セメント系は、表面をガラス質でコーティングし、クラシックな欧米風の住宅などに使われることが多いようです。金属系サイディングは、軽量で防水性や断熱性が高く、リフォームに向いているともいわれます。以前は数年ごとに再塗装が必要だといわれていましたが、現在では、雨水などによる汚れが付きにくく、耐久性を高めた製品も登場しています。サイディングの場合はシーリングが劣化することで、雨水侵入や金属系であればサビの原因となります。3~5年を目安に点検を実施し、必要に応じて補修をしましょう。また、全面補修のタイミングは、窯業系、金属系サイディングで15~20年、樹脂系サイディングで20~30年が目安となります。

モルタルの特徴

モルタルとは、セメントに砂(細骨材)を混ぜ、水で練ったモノになります。外壁の塗装やブロックの接着などで、広く使われています。延焼に強いなど防火性能がある、コンクリートと比べきめ細かく施工しやすいなどが特徴です。一方、現場で調合されるため施工の精度に差が生じる、収縮性が高く、広範囲に塗装する場合、収縮亀裂が発生する恐れもあるといった課題もあります。 なおモルタルといえば、一般的にはセメントモルタルを指しますが、その他にアスファルトモルタル、石灰モルタルなどがあります。モルタルは、5~8年を目安に定期的にひび割れなどを点検・確認することで、住まいを長持ちさせることができます。全面補修のタイミングは15~20年が目安となります。

タイルの特徴

粘土を主原料に各種鉱物を混ぜて焼き上げたものがタイルとなります。建設資材の一つで、建築物の仕上材として、壁や床の保護、あるいは装飾用に内外の床、壁に用いる平板状の粘土焼成品の事をさします。材質は、陶磁器、コンクリート、プラスチックなど各種あります。建築で使うタイルは、陶磁器製が一般的です。通常タイルは一枚一枚接着剤などにより固定されますが、施工技術が要求される上に手間がかかるため、あらかじめシート状になったタイルも製造されています。目地の割れや、剝がれのおそれがあるので、2~3年ごとに目視でチェックを。

レンガの特徴

粘土を主原料に、頁岩(けつがん)などを混ぜて型に入れて形成したものを、窯で焼き固めた直方体の建築材料のことをいいます。赤茶色で直方体が一般的な形で、耐久性、防火性に優れるのが特徴です。昔は構造材として多く用いられていましたが、耐震性に難点があり、現在は化粧レンガなどの仕上げ材と して用いられることが多いです。普通レンガ、耐火レンガ、異形レンガ、軽量レンガなどの種類があり、それぞれ、普通レンガ=210×100×60ミリ、耐火レンガ=230×114×65ミリなどと、その寸法が定められています。また洋風の雰囲気を出すため、木造や鉄筋コンクリート造の表面に張り付けるレンガ風のタイルもあります。

塗り替え時期の目安

塗替えの時期の目安は塗料にもよりますが、一般的には10年ぐらいから劣化が始まるといわれています。チェックポイントとしては、塗装のヒビ割れや塗膜の剥がれ、カビの発生など目視できる劣化が確認できたら要注意です。外壁であれば10~15年、屋根であれば10年を再塗装の目安とします。また、木材に直接塗られた塗装の場合は、更に劣化がはやく5年ほどで塗り直す必要がでてきます。

塗装か張替えか状況によって選択を

外壁(外装材)は、風雨や紫外線、外気などから住まいを守ってくれる役割を持っています。しかし、その過酷な環境にさらされつづけているがゆえに、外壁にクラックと呼ばれるヒビ割れが発生したり、シーリングの劣化などが起きることで、雨漏りや内部構造の劣化に繋がることがあります。外壁材によって目安となる対応年数は決まっていますので、定期的なメンテナンスと修繕を実施することで住まいの長持ちが可能です。外壁の修繕方法は下地の劣化状況や環境などよって塗装なのか、重ね張りなのか、張り替えがよいのか最適なものが変わってきます。

以下は各工法単位の解説になります。

  • 外壁塗装
    外壁塗装の塗料には価格が安いものから、アクリル塗料・ウレタン塗料・シリコン塗料・フッ素塗料の4種類があり、値段が高いものほど長持ちする傾向があります。寿命の目安はフッ素塗料で15~20年ほど、アクリル塗料では6~7年となります。一般家庭で一般的によく利用される塗料は、耐久性がありコストパフォーマンスに優れているシリコン塗料が多くなっています。その一方で、フッ素塗料は確かに長持ちですが、高価なため耐久性が重視される商業施設や大規模なビルで使われる傾向があります。とはいえ、最適な塗料は環境や塗る場所によって異なってくるため、最適なものが何かは都度相談されるとよいでしょう。
  • 重ね張り
    外壁の重ね張り工法は、現在主流になっている工法で既存の外壁の上から、軽量で断熱性の高いサイディングなど外壁材を張り付ける工法となります。また、外壁の張替えと比較すると、外壁の解体が不要となるため、撤去費用・工数を削減することができます。
  • 張り替え
    外壁の張替えは、現在の外壁を解体・撤去し、下地から新たにサイディングやモルタルなどの外壁材を取り付ける方法です。一般的には外壁塗装や重ね張りよりも費用がかかりますが、下地から作り直すため老朽化した家でも、同時に断熱や耐震補強を実施することができ構造的にしっかりした住まいとする事ができます。

こちらの記事も参考にしてください:外壁塗装で知っておきたいポイント外壁の張り替え・重ね張りで知っておきたいポイント

住まいを長持ちさせるために定期点検を

住宅が大きく劣化する原因としては雨漏りとシロアリがあります。雨漏りの原因には、経年劣化によるヒビ割れや雨樋につまった落ち葉、排水口のつまりなどが考えられます。定期的な点検・メンテナンスすることが大切となります。また、シロアリ対策として、防蟻処理を5年を目安に実施しましょう。一見、問題がないようでも住宅の寿命を延ばすために数年おきには施工会社やリフォーム会社の定期点検を依頼するようにしましょう。

外壁リフォームのポイント

外壁リフォームなどでは、塗装や外装の材料費以外にも、2m以上の高所作業を伴う工事では、足場を組む必要があるため、足場、養生費用などが発生します。外壁と屋根など外回りは劣化のタイミングが似てくるため、別々に施工するよりも同時に施工したほうが足場や養生費用を削減することができるためお得となります。

外壁リフォームの価格傾向

主な価格帯:50万円~150万円

外壁や外装のリフォームの価格は施工内容にもよりますが、外壁などのつなぎ目の補修やヒビ割れの補修であれば20万円以下で可能です。また、施工面積にもよりますが外壁の塗替えで50万円、外壁の重ね張りで100万円以下、古い外壁の撤去が必要な張替えとなると100万円以上となってくる傾向があります。更に断熱性能が高いものや高機能なものに新調すればより価格があがってきます。

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外壁リフォームの事例集

HOME'Sで公開されている外壁リフォームの事例をご紹介します。事例を参考にしてリフォームのイメージを膨らましたり、施工方法や手法を学びましょう。気になる事例があれば、まずは問い合せてみることも大切となります。成功リフォームの第一歩は、有益な情報を集めることからとなります。

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