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2012.02.22

【リアルキ】京都四条編


【リアルキ京都四条編】節分の豆まき

昼景

その昔、唐の都・長安を手本に条坊制を取り入れたことで、京都の街は碁盤の目のような形に整えられたのだとか。そこから地元の人たちは、北に行くことを「上がる(あがる)」南に行くことを「下がる(さがる)」と表現する。例えば「一本北側の道に行って…」というところを「一本上がって・・・」と言うのが一般的。慣れてしまえば、そのわかりやすさを実感してもらえるはず。
【リアルキ京都四条編】上る下る標識
【リアルキ京都四条編】上る下る標識街の至るところで見かける「上る(あがる)下る(さがる)」の表示。
上るは北へ、下るは南へと覚えておくと良い。
まとまった繁華街と街に、
ひそむようにして建つ社寺が京都独特の景観
【リアルキ京都四条編】八坂神社から見た四条通り八坂神社から見た四条通り
四条通りにはデパートやハイブランドの路面店、土産物店などが立ち並び、一本上がった錦小路通りには錦市場があって、その北側のエリアにはセレクトショップやカフェなどがたくさん点在する。
繁華街がコンパクトにまとまっていて買い物には不自由しないし、アーケードも多いから雨の日だって濡れる心配が少ない。ただし、雨の日や休日、観光シーズンなどは人通りが多いので、地元の人は裏道を上手に利用するみたい。
【リアルキ京都四条編】四条通りのにぎわい四条通りは多くの店が立ち並び、地元の人から観光客まで、いつも多くの人で賑わっている。
【リアルキ京都四条編】錦市場いつも活気のある錦市場。
【リアルキ京都四条編】御幸町通りの様子オシャレな京都人が集まる「御幸町通り(ごこうまちどおり)」。
セレクトショップやカフェが立ち並び、通りでの撮影も多いそう。
そんな賑やかな四条通りから南に下ると、街は一転静かな住宅街に。昔からここで暮らしているような家が多く、落ち着いた雰囲気。地元の人が普段使いするようなカフェやエステサロンが点在している。人混みから逃れて散策するのも良さそうな街並みだ。
【リアルキ京都四条編】四条通りから南に下ると住宅街が広がる。四条通りから南に下ると静かな住宅街が広がる。
【リアルキ京都四条編】京都の民家、火消用のバケツ京都の住宅街では、玄関先に置いている火消用のバケツをよく見かける。
【リアルキ京都四条編】京都の街並み町屋の隣にマンションが立ち並ぶのは京都ならではの風景かも。
ビルや商店街に隣接している社寺が多く見られるのも京都ならではの景観。ビルの谷間や商店街の中など意外な場所にあって、「あれっ!こんな所にもあったんだ」なんて発見も少なくない。自分のお気に入りの社寺を見つけて通ってみるなんてのもご利益がありそう。
【リアルキ京都四条編】寺町通りの様子。
【リアルキ京都四条編】寺町通りの様子。「民家やカフェの隣にお寺がある」という風景が至るところで見られる「寺町通り」
【リアルキ京都四条編】寺町通りの様子「寺町通り」は京都人にとっての便利ロード。
家電量販店から24時間営業のスーパー、カフェや古美術店などが集まる雑多な雰囲気。
五感を使って丁寧に入れてくれる珈琲は、
至福の味わい
「寺町通りというのは、昔、お寺がたくさん建ち並んでいたところからついた名前なんです」と教えてくれたのは「御多福珈琲」の野田さん。オシャレな人が通う藤井大丸の横にある味わい深い喫茶店のマスターだ。
【リアルキ京都四条編】御多福珈琲のマスター野田さん御多福珈琲のマスター野田さん。珈琲を入れる姿は真剣そのもの。
百万遍にある知恩寺の“手作り市”での屋台カフェが原点で、店をオープンして約8年。今でも毎月15日は店を休んで“手作り市”で出店しているのだとか。「市は自分達の原点なので大切にしています」と野田さんは言う。
【リアルキ京都四条編】御多福珈琲看板
【リアルキ京都四条編】御多福珈琲のオリジナルマッチ
にこやかな野田さんだけど、珈琲を入れる時は真剣な面持ちになる。ペーパードリップにそっとお湯を注ぎながら、まるで珈琲豆と対話するようにじっくりと丁寧に淹れていく。その姿勢からは、彼の珈琲に対する強い愛情が伝わってくる。「一杯の珈琲には豆の収穫から輸送、焙煎など様々な工程があって、僕等が珈琲を淹れるというのは一番最後の部分。だからいい加減なやり方をすれば、それまでバトンタッチしてきた全ての工程がダメになってしまう。だからこそ、常に心をこめてストライクゾーンの珈琲が淹れられるようにしています」そう話す野田さんの淹れた珈琲が美味しくないわけがない。取材チーム全員、一度で「御多福珈琲」のファンになってしまった。
【リアルキ吉祥寺編】御多福珈琲、コーヒーを淹れるところ。
【リアルキ京都四条編】御多福珈琲の珈琲
美味しい珈琲はもちろんのこと、野田さんと奥さまとの会話を楽しみにやってくるお客様も多いはず。とにかく知識の引き出しが多くていろいろな話をしてくださる。四条で暮らすなら、まずは「御多福珈琲」を訪れて野田さん夫婦と話してみることをオススメする。
【リアルキ京都四条編】御多福珈琲店内四条に引っ越したら野田さん夫婦に会いに来てみて!
京都初心者にも丁寧に街の情報を教えてくれます。

御多福珈琲

住所: 京都市下京区寺町通四条下ル貞安前之町609番地コロナビル地階
営業時間: 10時~22時(ラストオーダー21時30分)
定休日: 毎月15日

愛情あふれる一杯の珈琲が楽しめる店。
マスターとの会話も楽しく、地方から足繁く通うお客さんも多い。

※2012年2月4日時点の情報です。メニュー変更や閉店等は訪れる前にご確認ください。


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