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2011.09.22

【リアルキ】高円寺編

リアルキ 特集 高円寺

2011年8月、賃貸のお問い合わせ数で全国2位!
ミュージシャン、特にバンドマンが数多く住む街として知られている高円寺。
バラエティに富んだ職業の人が住む街だけあって、
どんな個性も受け入れてくれるおおらかな雰囲気が魅力。

夢を抱える若者の心を惹きつけてやまない、
サブカルチャーの街・高円寺にいざ潜入取材!

朝景

高円寺の朝は、正直いって遅い。もちろん、ごく一般的な会社に勤めている人も住んでいるから、朝の通勤ラッシュ風景は見られるけれど、「さぁ朝だ!」というようなシャキっとした活動的な空気が、ほかの街に比べてちょっと少ない気がする。少しけだるい雰囲気というか、街の動くスピードがゆるやかなイメージ。「気のせいか…」と思っていたら、やっぱりその感覚は間違っていなかったよう。
朝はすっかりシャッターが降ろされている 朝はすっかりシャッターが降ろされている
飲食店も午後からの営業が多い 飲食店も午後からの営業が多い
チェーン店など、朝早くから開いているお店もあるけれど、多くのお店は開店時間が遅め。通勤客がたくさん乗り換えるターミナル駅だと、出勤前のサラリーマンを狙った「朝ごはん戦争」的なものがあったりするけれど、高円寺の飲食店はそんなもの見向きもしない。なぜって、高円寺が一番活気づくのは夕方からだから。

高円寺は、バンドマンやショップの店員、編集者など、ちょっとアート寄りの人が多い街。不規則な仕事で、夜中まで働いている人も多いから、その生活スタイルにあわせて深夜まで営業しているお店が多い。街を歩いていてもシャッターが降りているところが多くて、「街全体が夜に向けてエネルギーを充電している最中」という印象。
ゆっくり起きた朝(昼?)にもおすすめの
アートなカフェ
街を歩いていると、よく見かけるのがアーティスティックな雰囲気の女性。デザインの専門学生や美容師さんのタマゴなど、女性のひとり暮らしも高円寺には多い。
そんな女性たちを中心に、幅広い層に人気のカフェが、高円寺のあずま通り商店街にある「cafe&galleryHATTIFNATT」。ぼーっとしていると、気づかずに通り過ぎてしまいそうな小さな入口だが、ミントグリーンの壁とその小さな扉から、たぶんオシャレ女子なら気づくような「独特のオーラ」を感じる。
小さな扉を開けると、「やっぱりアタリ!」と思うはず。扉の奥には、スタッフのにこやかな笑顔と、一軒家を改装したアートな空間が広がっている。
ミントグリーンの壁が目印ミントグリーンの壁が目印
「夜の森」をテーマにしたイラスト「夜の森」をテーマにしたイラスト
お店を作ったきっかけが、またステキ。お店の2軒隣にギャラリーがあって、そこに集うアーティストを応援するためだという。1階にはアーティストの作品を販売するスペースがあったり、2階の一部壁面も展示スペースとして利用することで、お客さんと作品との出会いの場を提供。展示物は入れ替わるから、毎回どんな作品に出会えるのか、とても楽しみ。

2階は壁ににぎやかなイラストが描かれていて、まるで子ども部屋にやってきたかのよう。東京へ出てきた若い女子なら、ほぼ100%の確率で「なにここ~!かわいい~!」と声を上げてしまうような、楽しい空間。お座敷タイプの屋根裏部屋もあって、ココに座りたいからと待つお客さんもいるとか。

オーナーが元パティシエというだけあって、ケーキの種類も充実。メニューには夢のあるネーミングが並んでいる。フードメニューも評判で、「女子じゃないと入りにくいかも?」と思いきや、近くで働くスーツ姿のサラリーマンなどもランチにやってくる。最近では、スイーツ好き男子2人組なども多いそうで、幅広い層に愛されているのがわかる。
お店で誕生日パーティーを開く人のために、バースデーケーキのオーダーも可能。テイクアウトはできないけれど、こんな楽しい空間でお友達に祝ってもらえたら、幸せな気分になれるはず。
「お座敷タイプの席がいちばん人気お座敷タイプの席がいちばん人気
玄米きのこたっぷりドリアとランチのミニサラダ玄米きのこたっぷりドリアとランチのミニサラダ

cafe&gallery HATTIFNATT

住所: 東京都杉並谷区高円寺北2-18-10
営業時間: 12時~24時(日曜は~21時)
定休日: 不定休

壁にかわいいイラストが描かれたアートなカフェ。
アーティストの作品も随時展示・販売している。

新宿まで2駅7分。
都心まで10分以内という好アクセス
朝が遅いといっても、普通に通勤・通学している人ももちろんいる。そんな人たちにとって、新宿までJR中央線快速で7分という近さは、最大の魅力。新宿や代々木あたりの専門学校に通う学生に人気があるのもうなずける。ただ、電車は八王子(下り)方面から乗ってくる人で超満員。でも新宿までたった2駅だから、そこはちょっとガマンして。
中央線と中央・総武線が停車する高円寺駅 中央線と中央・総武線が停車する高円寺駅
高架下にある高円寺ストリートも朝は静か 高架下にある高円寺ストリートも朝は静か
JR線の阿佐ヶ谷方面の高架下は「高円寺ストリート」と呼ばれる商業エリア。飲食店や古書店が並んでいて、奥には駐輪場も整備されている。雨の日でも濡れずに駅まで行けるから、JR高円寺駅を使って通勤する人にとっては、ココはなかなか便利なルート。ちなみに、駅から南へ延びる「高円寺パル商店街」もアーケードになっている。こんな風に、快適な通勤・通学ルートを事前に知っておくのも、賢い物件選びのポイント。
街中が熱気を帯びる、都内屈指のお祭り
「東京高円寺阿波おどり」
1957(昭和32)年、パル商店街青年部が「街を活性化したい」という思いからスタートしたのが、「東京高円寺阿波おどり」。毎年8月末の週末に開催され、今では100万人以上の人出となる大人気のお祭りだ。JR 高円寺駅を中心に8つの演舞場が設けられ、1万人の踊り子が高円寺に集結する。

踊りが見学できる場所でお祭りのスタートを待っていると、「これから通りにゴザを敷きます」と、主催者からのアナウンスが。座って見物できるように、通りの両側にゴザを敷いてくれるという。主催者側がここまで準備してくれるって、あまりない気がする。「勝手に見てね」というスタンスではなく、観客のことを考えた粋なはからいに、高円寺の人のやさしさを感じる。

お祭りが始まると、鐘や太鼓のにぎやかな音が、街に響き渡る。美しい「女おどり」、腰を低く粋に踊る「男おどり」など、参加する連によって踊り方もさまざま。この日のために練習を積んできた踊り子たちの真剣なまなざしに、見ているこちらも徐々にテンションがあがってくる。隣に座っていた見知らぬ人と、すっかりお友達になってしまったりするのも、お祭りならではのこと。

踊りを見ながら通りを歩いていると、沿道の屋台がほかのお祭りとはちょっと違うことに気づく。他からやってくる屋台は見当たらず、商店街の各店がオリジナルのフードやドリンクを販売しているのだ。インド料理店はインドスナック、八百屋さんはキュウリのお漬物串、居酒屋さんは焼鳥。どのお店も「いらっしゃい!おいしいよ!」と威勢のいい声をあげている。「よう!色男!」なんて気軽に声をかけてくるお店の人たち。見物客や踊り子は高円寺在住ではない人が多いけれど、「舞台を支えるのは俺達だ!」といわんばかりに、街をあげてお祭りを盛り上げている雰囲気が、高円寺の人や街全体から伝わってきた。
2 拍子のリズムで軽快に踊る踊り子たち2拍子のリズムで軽快に踊る踊り子たち
祭り期間中は高円寺全体が盛り上がる祭り期間中は高円寺全体が盛り上がる
※2011年8月31日時点の情報です。メニュー変更や閉店等は訪れる前にご確認ください。


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