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2011.09.15

【月刊ニシアワー9月号】おはぎ

読むための所要時間:1分


おはぎ。私は、おばあちゃんが作ってくれるおはぎが大好きです。お彼岸の時期、お墓参りのためにおばあちゃんの家へ帰ると、尚子が好きだからと、たくさんおはぎを作って待っていてくれます。

米粒が少し残る程度に餅米をついたものがあんこに包まれているそれを、私は「おはぎ」と呼んでいます。でも、同じものを「ぼたもち」と言っているのを聞いたことがあります。この呼び方を違いを、私は地域の差とでも思っていたのですが、西粟倉村で出会ったおばちゃんが、その理由を教えてくれました。

春、牡丹の花の咲くころに食べるそれを「ぼたもち(牡丹餅)」、秋、萩の花の咲く頃に食べるそれを、「おはぎ(お萩)」と言うそうです。何故これを言われるまで気づかなかったのか。名前の由来は諸説あるそうですが、これはとてもしっくりきました。同じ食べ物にも、季節にあわせて名前がついていたんですね。

レポーター : 熱田尚子(株式会社 西粟倉・森の学校)






人が、森の生き物の一員になり森の時間に寄り添って暮らす。
季節がめぐる、命がめぐる、ぐるぐるめぐる。ニシアワー。

 

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