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【月刊ニシアワー11月号】白菜

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鍋料理には欠かせない白菜も、旬をむかえています。夏の終わり頃にタネをまき、今からが収穫の時期です。村には、出荷はしないけど自分たちで食べる用に野菜をつくっている農家さんはたくさんおられます。私が住んでいる地区でも、スーパーでは見たこともないようなとっても立派な白菜をつくっているご近所さんがおられます。

先日も、剥いても剥いてもまだまだ食べられる、本当に立派な白菜を頂きました。柿にしても白菜にしても本当に頂きものが多く、食べ物をこんなにもらうことって今まであまり経験がなかったため、ありがたく頂きつつも恐縮していました。すると、ご近所のおばちゃんが「この辺りでは、「食べ助け」という言葉があるのよ。」と、教えてくれました。

「食べ助け」。なんて美しい言葉なんだろうと思いました。自分で食べる用につくった野菜のうち食べきれない分を、野菜をつくっていない人にあげること。「余ってしまうから、食べて助けてね。」と、相手に気を遣わせない。相手を思いやる温かい心が現れている言葉です。

食べきれないほどの白菜から、素敵な文化を知ることができました。

レポーター : 熱田尚子(株式会社 西粟倉・森の学校)






人が、森の生き物の一員になり森の時間に寄り添って暮らす。
季節がめぐる、命がめぐる、ぐるぐるめぐる。ニシアワー。


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