投稿日:2023/06/09
人数が増えるごとに荷物も増えるのが引っ越し。3人から5人の家族で引っ越し料金を安く抑えるなら、まずは荷物を減らすことが大切です。また、同一都道府県内など比較的近距離での引っ越しなら、時間指定をしないフリー便にすることで料金を抑えることができます。
家族で一緒に引越す際の注意点と引越し費用をご紹介。家族と一緒の引越しならではのお悩み解決方法をご紹介します。
家族(2人暮らし)での引越しにおける料金相場は、荷物の量、移動距離、時期によって大きく異なります。そこで繁忙期と通常期における家族人数毎の相場をご紹介します。家族での引越し、月別の料金相場はこちらの表を参考にしてください。
家族での引っ越しは引っ越しの時期によっても料金が異なり、引っ越しの繁忙期である3月は特に高くなります。
もう少し詳しく距離別の引越し料金をみていきましょう。3人以上の家族の場合通常期の引っ越し料金の平均額は120,340円です。都道府県外など遠距離の引っ越しでは料金が15万円を超える月もあります。反面、200キロ未満の引っ越しの場合、料金は10万円以下に留まっていることが分かります。
距離によって5万円以上の差が出る遠距離の引っ越しでは、荷物を減らす、引っ越しの時期をずらすなどして引っ越し費用を抑える工夫をする必要がありそうです。
繁忙期の金額はどうでしょうか。3人以上の家族の場合、通常期と比較して3人家族では5万円程度、4人家族では7万円程度高くなる計算です。遠距離での引っ越しの場合4人家族では30万円以上引っ越し費用がかかることも。引っ越しの時期をずらせるなら通常月に変更することも考慮してみてはいかがでしょうか。
転勤や転職などで、繁忙期に家族全員で引っ越しせざるを得ないときは早めに複数の引っ越し会社に一括見積もりを依頼したり、不要な荷物を減らしたりして料金を抑えるようにしましょう。
また、遠距離の引越しはトラックではなく鉄道便のある引越し業者を選ぶと引っ越し料金が抑えられることがあります。ただし、鉄道便は荷物の到着までに時間がかかるため、早めに引っ越しの準備をするか、必要な荷物だけトラックで運ぶといった工夫が必要になります。
上の表は引っ越しに必要な総額費用を「引っ越し費用+賃貸物件の契約にかかる初期費用」として、通常期と繁忙期別にみた表です。初期費用は前家賃、敷金・礼金、仲介手数料、火災保険料などが含まれています。
最近は敷金と礼金がそれぞれ1ヶ月ずつかかるというのが主流です。時期によってはフリーレントなどで初期費用を抑えられることがあるのでチェックしてみましょう。
同一市区町村など15km未満の引越の場合、3人家族で81,978円、4人家族で91,039円、5人家族で93,328円。3人と5人の差額は11,350円です。
同一都道府県内50km未満では3人家族で98,300円、4人家族で86,274円、5人家族で91,700 円。近距離かつ通常期では引越し料金に大きな開きはありません。
同一市区町村など15km未満の引越の場合、3人家族で84,371円、4人家族で106,934円、5人家族で110,182円。3人と5人の差額は26,000円程度です。
同一都道府県内50km未満では3人家族で114,093円、4人家族で130,845円、5人家族で210,900円が平均額となっています。3人と5人の差額は約96,000円と開きが出ていることが分かります。
繁忙期の場合、同一都道府県内であっても5人家族になると引っ越し料金は20万円以上になります。家族の人数が多ければ多いほど、荷物を減らすなどして引っ越し料金を抑える必要があるでしょう。
続いて近隣地方と遠距離の違いを見ていきます。
近隣地方程度(~500km未満)の場合、3人家族で171,600円、4人家族で166,048円、5人家族で173,362円となっています。
一方、遠距離地方程度(500km~)では3人家族が157,315円、4人家族が207,770円、5人家族が227,000円。通常期では引越し料金として16~23万円程度確保しておけばよさそうです。
近隣地方程度(~500km未満)の場合、3人家族で229,321円、4人家族で294,727円。こちらも3人と4人の差は6万円以上と開きがあります。
一方、遠距離地方程度(500km~)では3人家族が289,572円、4人家族が306,708円となり差額は3万円以下に留まっています。繁忙期の場合、引越料金として23~31万円程度を想定しておけばいいでしょう。
10万円以上と高くなりがちな家族での引っ越し料金。少しでも引っ越し料金を安くするために、見積もり依頼前にチェックしておきたい項目を詳しく説明していきます。
引っ越し料金は荷物の量によって大きく左右されます。人数が多く移動距離も長くなりがちな家族での引っ越しの際はとにかく不要な荷物を処分して、減らしておくことが大切です。
いらないものは前もって処分し、買い替えが必要な家電は新しく購入して転居先に搬入してもらうことも検討してみましょう。
特にエアコンなど移設にオプション費用がかかる家電は、古いものを持っていくよりも新しく購入した方が安上がりなことがあります。家族での引っ越しの場合、エアコンは複数台になります。引っ越しの機会に省エネ家電に買い換えることも検討してみてはいかがでしょうか。
引っ越し料金は通常期と繁忙期で数万円単位の差が出ます。転勤や転職などでどうしても繁忙期に引っ越しをしなければならないケースは仕方ありませんが、引っ越しのタイミングをずらせる場合、日程をずらすことで安くならないか検討してみましょう。
フリー便とは引っ越しの作業時間を引っ越し業者にお任せする時間未指定のプランです。引っ越し業者はその日の予約が空いている時間に引っ越しを組み込むことができるため、トラック便や人材の確保が容易になります。
多くの場合、午後からの引っ越し作業になるため遠距離の引っ越しでは利用しづらくなっていますが、同一市区町村や都道府県内など比較的近距離での引っ越しであればフリー便を利用できないか、考えてみるのがおすすめです。
引っ越し料金を安くする基本中の基本は、複数の引越し業者に一括で見積もりを依頼すること。引っ越しの日程が決まったらできるだけ早く一括見積もりサービスを利用するなどして、相見積もりを取り寄せ料金を比較した上で価格交渉を行いましょう。
各引越し業者でも引っ越しが安くなるファミリープランの設定をしているところがあります。多くの場合、自分でどこまで作業を行うかによって料金が変わります。引っ越し料金を抑えたい方は、できるだけ早く引っ越し準備に取りかかり自分たちで荷造りを行うプランがおすすめです。
大型家具の搬入やセッティングは依頼し、荷造りと荷解きを自分たちでする「セルフプラン」、荷解きのみ行う「ハーフプラン」、すべておまかせの「フルプラン」があります。
引っ越し料金を抑えたい方は時間にセルフプランがいいでしょう。
また、物流大手である日本通運はトラック輸送の他、鉄道コンテナ輸送、海上コンテナ輸送などの取り扱いがあります。鉄道、海上コンテナはトラック輸送よりも時間がかかりますが 費用は安くなります。 遠距離の引っ越しをお考えの方は、日本通運に見積もりを依頼してみてはいかがでしょうか。
アート引っ越しセンターでは、自分でする作業を増やすことで引っ越し料金を抑えられる ファミリー向けプランを提案しています。
大型家具の搬入やセッティングのみを依頼し、自分で荷造りにほどきを行う「基本コース」はもっともリーズナブルなプラン。荷解きのみを自分で行う「 ハーフプラン」や荷造りから荷解きまですべてをお願いできる「フルプラン」もあります。
大型家具の搬入やセッティングなど、プロでないと難しい作業を依頼できる「標準プラン」が首都圏3DKで62,700円から。希望に応じて必要なオプション 作業のみを追加すれば、引っ越し料金の節約につながります。
荷造りから荷解き、収納や家具のセッティングまですべてを依頼できる「ファミリープランフルコース」は103,400円からとなっています。小さなお子さんがいる方など引っ越し作業に時間を割けない方にとっては便利なプランですね。
投稿日:2023/06/09
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