投稿日:2017/03/01
引越しが決まったら電気や水道同様、ガスの停止手続きをする必要があります。旧居、新居での利用ガス会社への連絡は、なるべく引越し日の一週間前、遅くても2~3日以内にはすませておきましょう。
引っ越しの繁忙期にあたる3~4月は開栓の処理も増え、予約が取りづらくなることもあるので注意してください。
ガスの引越し手続きと準備手順は以下です。
【旧居ですること】
【新居ですること】
まず引越しが決まったら早めにガス会社へ連絡をします。電話・インターネットのどちらからでも手続きが可能です。連絡の際にはガスの使用量等が書かれた『ご使用量のお知らせ』などを用意し、お客様番号を確認しておくとスムーズに話しがすすみます。連絡内容は以下です。
新居でのガス会社が同じ場合にはその事も伝えておくとスムーズに開始手続きも行えます。ネットから手続きを行えば、両方の手続きを同時にすませることができるので便利です。
ガスを使用停止する前にコンロや炊飯器、ファンヒーターや衣類乾燥機などすべてのガス器具を外しておく必要があります。取り外し作業は、
という手順で取り外すことができますが、ガス器具やガス栓の形によっても手順が異なるので、作業を行う前に必ずガス会社のサイトなどで確認するようにしてください。
また、ガス会社側に有償で作業を依頼することも可能です。料金は器具や会社により異なりますのでご利用のガス会社へお問い合わせください。
使用停止の際は今までの使用料金を精算する事になるので支払い方法を確認しておきましょう。口座振替やクレジットカードの手続きをしてある場合はそのまま請求してもらえます。その他、引っ越し先へ払込用紙の送付してもらうことや、当日、作業員に現金で支払う方法を指定することも可能です。
プロパンガスを使用する際ははじめに1万円程度の保証金を預けていることがほとんどです。これは使用料金を滞納したときや停止手続きを行わずに転居されてしまったときのために備えるもの。使用料金を問題なく支払っていれば、停止時に保証金は返金されます。最後の月の使用料金とこの保証金を相殺することも可能です。
特にありません。
ガスを停止するときには、作業員がガスメーターを止める手続きを行う必要があります。立ち合いが必要になりますので、候補日をいくつか選んでおきましょう。
引越しが決まったら新居のガスの使用開始手続きをする必要があります。水道と違って、ガスの開栓には立ち合いが必要なので、ガス会社に連絡をして開栓する日程を調整する必要があります。この手続きをして、当日ガスの開栓をしないと、新居でお風呂に入れない、料理ができないといった事態が発生してしまいますので、早めに連絡を済ませておきましょう。
ガス会社へ電話・インターネットから手続きを行います。手続きの際には、引越し先の住所、電話番号、連絡の取れる電話番号、使用開始希望日、訪問希望時間、備え付け機器の有無や持ち込み機器の有無、希望の支払い方法を伝えます。使用開始手続きには必ず立ち合いの元行われるので、引越しでバタバタとしがちですがしっかり立ち合いの時間をとっておくようにしましょう。
各都道府県のガス会社で確認をしてください。
立ち合い時には開栓と使用説明が行われます。プロパンガスの場合、ガス会社に保証金を預ける必要があります。平均10,000円〜20,000円で、これは退去時に返金されるか、料金の精算に当てられます。また、都市ガスの場合でも一部の賃貸物件などで保証金が必要になることも。「都市ガスなのに保証金が必要だと言われた」と疑問に思う方もいるので、事前に管理会社に確認しておくとよいでしょう。
「家の外にガスボンベが置いているのがちょっと……」そんなイメージがあって一般家庭では敬遠されがちなプロパンガス。でも、最近プロパンガスの魅力が見直されるようになってきています。一番の理由は災害時の復旧の早さでしょう。
都市ガスは地中にあるガスパイプの安全性を確認してから復旧させる必要がありますが、プロパンは仕組みが単純。「震災後、リセットボタンを押すだけで使えたのでプロパンにしておいてよかった」という声も少なくないのです。
月々の使用料金は都市ガスと比べて1.5~2倍近く高いようですが、災害時の復旧の早さを考えるとプロパンを選ぶ価値はあると言えそうです。また、2017年4月頃に予定されている都市ガス販売自由化にともない、価格競争によりガス料金全体の料金が下がるという意見もあります。
ちなみにプロパンガスの料金は高い分、ガスのカロリー(火力)は強め。中華料理屋さんなどでプロパンを使用している理由はココにあったのです。
引っ越しを機にオール電化の導入を考えている方も多いのではないでしょうか。新築で家を建てた場合、施工会社からオール電化の導入を勧められるケースも多いようです。「ガスの使用をやめて、オール電化にすると本当に安くなるの?」と疑問をお持ちの方もいるでしょう。
ただ、震災後、原子力発電所が停止されたことも影響してか電気料金は以前より上がっています。地域によっては震災前より30%以上電気代が上がったところもあるそうです。また、オール電化は導入時に100万円程度の費用がかかり、調理器具などをすべてIHのものに替える費用も必要です。
「ガスと比べて熱が弱く、初めのうちは料理を失敗した」という声もあります。
また、オール電化は高気密高断熱住宅でなければ思ったような節約効果を得ることができない場合もあります。中古の住宅を後からオール家電にすると暖房効果が下がってしまい、家全体が寒い……という事例もあるようです。
IHのメリットも沢山あります。火を使わないので安全であったり、ものによりガスより火力が強い、掃除が楽、調理場が暑くならないなど様々です。
初期費用がかかるIHですが、料金面や機能性、便利さを総合してどうするか検討すると良いです。
料理やお風呂等、新居へ移動したその日から使用しますので引越しの際にガスが利用出来ないと困る方が多いでしょう。引越し手続きも完了し、新居で、いざ使用しようとしたら、出ないトラブルが発生した場合は以下を確認してみましょう。
ガス臭い場合はガス漏れが発生している場合があります。その際はすぐにガス会社へ連絡しましょう。
ガス栓や器具栓が閉じている場合は開けることで使用できるようになります。
他のガス器具が使用できる場合は使用できない器具が故障している可能性があります。
メーターの栓が横になっている場合は縦に変更してください。ランプが点滅している場合はメーターについているボタンを数秒長押し後、数分経過して点滅が消えていれば使用できるようになります。
万が一手続きを忘れていて使用出来ない場合は、すぐに連絡して使用開始手続きを済ませましょう。手続きは済ませているのに使用できない場合でもすぐにガス会社へ連絡し、機器等の点検や使用方法の説明をお願いしましょう。
投稿日:2017/03/01
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