利便性は抜群、ただし通勤にはガマンが必要

JRは山手線、埼京線、湘南新宿ライン、私鉄は東武東上線、西武池袋線、東京メトロは丸の内線、有楽町線、副都心線と、全部で8つの路線が乗り入れている池袋。ここから行けないエリアを探すのが大変なほど、利便性は抜群。便利ということは、それだけ利用客も多いわけで、東京都内JR駅の乗車人数において、池袋駅は新宿駅に次いで第2位の乗車客数を誇る※2011年8月時点。

そのため、JR、私鉄、地下鉄の乗換客や通勤・通学客で、朝の駅構内は常に満員お祭り状態。乗換口や改札、出口の数が多いため、人の流れがばらつきやすく、すれ違いざまにぶつかるなんてことも多くなる。通勤には、多少ガマンが必要。

また、会社や学校が池袋、という人も多いため、駅から出てくる通勤・通学客も多い。池袋に住むと、駅から吐き出される人に逆行して駅に向かう形になる。人の流れに注意しよう。

DSC_8267
東口にそびえる西武百貨店
DSC_8739
西口には東武百貨店が建っている

東西表記が逆?待ち合わせには注意しましょう

池袋駅は、東側に西武線、西側に東武線が乗り入れている。「西武口で待ち合わせ」というのは「東口(西武東口)で待ち合わせ」という意味なので、東西表記が逆ということは、駅を利用する上で真っ先に覚えておきたいポイント。

また、意外と知られていないのが、池袋駅西武口から徒歩15分程度のところにある、都電荒川線雑司ヶ谷駅。都心と思えないようなレトロな1両編成の車両は、どこまで行っても大人160円の均一運賃で、都営バスと同じ料金先払いのシステム。三ノ輪橋~早稲田間を結んでおり、JRや私鉄、地下鉄がカバーしていないエリアを走っている。朝は学生などで混雑するが、山手線ほどではないので利用しやすい。休日は都電に乗って、車窓の間近に迫る民家と、そこで生活する人々の息遣いを感じながらプチ旅行!なんてのも楽しそう。

DSC_8149
山手線内とは思えないのんびりとした雰囲気の都電
ikebukuro_asa1
通勤時間を過ぎると人の数がぐっと少なくなる

南池袋(通称:みないけ)は、寺院や緑あふれる閑静なエリア

1
東京音楽大学周辺は、 静かで落ち着きのある住宅街が広がる/2010年から町おこしのためにスタートした雑司ヶ谷七福神

池袋は北から時計回りに「上池袋」「東池袋」「南池袋」「西池袋」「池袋」「池袋本町」というエリアに分類できる。なかでも、池袋駅から南東方面(グリーン大通りから南、JR線から東のエリア)は南池袋と呼ばれ、公園や寺院仏閣が多いエリア。今回は、駅前とは一線を画すこのエリアに注目!

明治通りから一歩東側入ると緑が多くなり、辺りは一気に落ち着いた雰囲気に。昔ながらの商店や一軒家などの住宅が連なり、住宅の合間に木々もちらほら見えてくる。これは寺院や墓地に植えられたもの。

雑司ヶ谷霊園付近には寺院が多い

寺院が多いのは、南池袋4丁目に雑司ヶ谷霊園があることに関連している。街には、鬼子母神(*)や大鳥神社など、南池袋の寺院をめぐる「雑司が谷七福神」ののぼりが掲げられ、寺町ムードもたっぷり。雑司ヶ谷には東京音大のキャンパスがあり、楽器を奏でる音が風に乗って聴こえてくることも。
*「鬼」の字は正式には角(つの)がつかないもの(以下同様)

「鬼子母神」として知られる法明寺鬼子母神堂は、1664(寛文4)年、加賀藩主・前田利常公の息女、安芸藩主・浅野吉長夫人の寄進によって建立された由緒あるもの。現在も安産・子育の神様として知られ、参道のケヤキ並木などや法明寺境内一帯は、近隣住民や犬の散歩コースとしても親しまれている。
また、境内にある樹齢700年の大公孫樹(おおいちょう)は、幹周8メートル、樹高30メートル以上の巨木で天然記念物にも指定。木から感じるパワーがすごいので、ご近所パワースポットとして、定期的に訪れるのもいいかも!?

DSC_8184
安産・子育(こやす)の神様を祀る鬼子母神堂
DSC_8196
境内にある大公孫樹にお参りする人もいる

静かな雰囲気が南池袋・雑司ヶ谷の最大の魅力

寺院が多く、静かな雰囲気が南池袋・雑司ヶ谷の最大の魅力。木漏れ日のなかで犬を散歩させたり、近隣に住むおじいちゃんやおばあちゃんが境内で雑談したり・・・。そんな穏やかな風景が日常的に見られる。落ち着いた雰囲気が好きなら、ここ「みないけ」がおすすめ。

※2011年09月22日の情報です。最新の情報は訪れる前にご確認ください。

DSC_8829
静かな雰囲気が南池袋・雑司ヶ谷の最大の魅力

>>【池袋】本場のエスニック料理や中国茶が楽しめるディープな街
>>【池袋】さまざまな側面が渾然一体となったミックスカルチャー!池袋最大の魅力とは?