中古住宅と新築住宅の違いとは?

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中古住宅と新築住宅の違いとは?

「中古住宅」と聞くと、どんなイメージをお持ちでしょうか?何となく不安を感じている人もいるかもしれませんが、実は今、中古住宅を取り巻く環境が大幅に変わってきているのです。

まず、現状の新築住宅と中古住宅の品質確認と保証についてみてみましょう。
右の表は住宅の品質と保証について、新築と中古の違いをまとめたものです。新築と比べると、中古の品質確認と保証のほうが少々心もとない状態です。

覚えておきたいのが、日本では中古住宅の売買は個人間による売買が圧倒的に多いということ。個人が売主の場合、気が付かなかった物件の不具合が後で見つかった場合、買主に保証する期間は長くても3ケ月が標準となっています。

中古住宅の場合はローンを組んで購入した商品に対する保証期間がとても短い、これが中古住宅に対する不安の要因なのかもしれません。

しかし、しっかり検査してもらって保証もある程度充実していれば、良い立地で住宅を取得できたり、新築よりもリーズナブルだったりと中古ならではのメリットを生かしやすくなるとも言えます。

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品質確認と保証について、新築住宅と中古住宅の違い

アメリカで中古住宅を買う際の大まかな流れ

日本の住宅流通に占める中古住宅の割合は、2008年で約13.5%しかありません。対してアメリカでは中古住宅のほうが多く、77.6%を占めています(2006年時データ)。これは、アメリカでは中古住宅を安心・安全に売買するための仕組みが整っていることが大きく影響しています。

その仕組みの一つに、建物検査(住宅診断、ホームインスペクション)があります。これは、エスクローという売買契約を結んだあとで実際に契約と登記を完了させるまでの間に、買主が自費で検査をする会社に依頼して、事前に売主からの報告書に記載されていない不都合な状態がないかどうか、しっかり検査するほか、住む際の補修計画などのアドバイスを受けるというものです。この仕組みが、より安全な中古住宅の売買につながっているのです。

日本でも民間団体によって、10年以上前から、この仕組みを取り入れたサービスへの取り組みが行われています。最近では、国も本格的に取り組み始めているため、今後は中古住宅を売買する際に検査を行うという選択肢が当たり前になっていくのではないでしょうか。

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アメリカで中古住宅を買う際の大まかな流れ

日本で行える住宅系の主要な調査、診断、検査など

日本にも住宅の分野で各種調査や検査の制度がありますが、なかなか個人にはなじみが薄いものが多いです。住宅を売買する際、直接検査業者を探すといったケースは多くないと考えられます。

中古住宅を買う際に、気になることはたいてい決まっています。現状の建物はどうなっているのか、耐震性はあるのか、あと何年くらい使えるのか、メンテナンスにどのくらいコストをかければいいのか、などが主なところでしょう。

買主が自分で調べにくいこういったことをまとめて検査・診断をしてくれるのが、建物検査(住宅診断、ホームインスペクション)です。昨今実施する人が増えてきており、主要な民間団体のサービスでは、建物を検査するだけではなく、修理するべき箇所や時期、費用なども説明してくれるそうです。

今回の特集では、中古住宅購入予定の方や中古住宅購入経験のある方へのアンケート結果をご紹介するとともに、安心・安全に取り組んでいる企業に取材して、各社のサービスの特徴をご紹介します。

中古住宅の購入前に新しい仕組みをチェックし、自分の考えている条件に合うサービスを探してみましょう。


⇒購入予定者にアンケート!中古住宅購入の気になるポイント


今どき中古住宅購入事業 | 中古住宅購入の気になるポイント | 中古住宅購入に役立つサービス紹介

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