国も後押しする中古住宅のリノベーション

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リノベーションの希望が増えている

近年、若い方を中心にして中古マンションや一戸建てを購入してリノベーションしたいという希望が増えてきました。
リノベーションとはいったんスケルトン(構造躯体)のみに解体して、内装や住宅設備機器等をすべて作り変える方式で、通常は、家の構造だけを残して水・電気・ガスなどの配管、配線を更新したり、内外装を刷新すること。つまりリフォームよりも大規模に家を改修することを指します。

国としては、日本中にある空き中古住宅を流通させるための政策を積極的に出しています。
フラット35等の住宅ローンも中古住宅の購入やリノベーションの費用に対応するようになり、その流れを後押ししています。

今後ますます増えていくと考えられるリノベーションですが、どのような物件でも好きなように対応ができるとは限りません。たとえば住んでいる地域や築年数、ひんぱんに更新される法体制など、さまざまな理由で制限がかかるケースもあるので注意が必要です。
また、現行法基準に対応するため、想像以上にコストがふくらんでしまうこともあれば、そのコストがどれくらい膨らむかは検討タイミングでは試算しにくく、場合によっては準備した予算で想い描いたリノベーションができないケースも少なくありません。

リノベーションで使用感を一掃

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リノベーションのメリット

中古物件の場合、築浅だとしても誰かが住み続けた使用感・生活感が残ります。さらに、築年数によっては住設機器も建築当時の古い設備で、最新機器の省エネ化設備機器と比べると光熱費も違ってきてしまうでしょう。

リノベーションであれば、マンションは共有部分は変えられませんが、室内は住設機器を含めて全て新品にすることで、使用感・生活感を一掃して、室内を新築同様に変更することも可能です。

また、経済が成熟した都市の場合、その地域で一番良い立地にはすでに建物が建っているケースがほとんどです。そのため、建替え等の大規模な計画がない限り、その地域の最も良い立地に新築が建つことは稀で、新築に比べて中古の方が良い立地の物件が多いことが一般的です。
また、中古物件の購入費用にリノベーション費用を加えても多くの場合は新築よりも安く済み、コストの面でもメリットがあります。
結果、リノベーションは、良い立地に新築より安く、自分の好きな間取りや住設機器や内装にアレンジできる可能性を持つ魅力的な建築方式です。
最近、特に注目度が高い次世代の住宅選びの一つになってきています。

リノベーションの課題と注意すること

魅力的なリノベーションですが、実は大きな課題もあります。
築浅の中古物件であれば、直近の耐震基準で建てられていたり、見た目の古さに不安を感じることも少ないため、購入判断ができる方も少なくないと思います。

しかし、たとえば築20年以上ともなると、耐震性に不安を抱いたり、古くなった住設機器や内装を見て、新しくなるイメージができない方も多いようです。

リノベーションで新築購入と比較してコスト的なメリットを出すには、ある程度の古さが必要ですが、築浅になってくるとさほど結果的に新築と費用が変わらなくなり、期待されているよりも広がっていないのが大きな課題です。

そのため、築20年以上の物件は個人ではなく不動産会社が中古物件を買取り、リノベーションをして再販する「リノベーション済み物件」も増えています。
しかし、これではもちろん好きな間取りやデザインにはできませんし、販売価格も個人で同じ内装に改築することに比べて高くなることもあり、魅力は半減してしまいます。

また、リノベーションを実施・検討する際に注意点もあります。
リノベーションの内容は、建築構造や既存の給排水設備、マンションであれば管理組合規約等の制約を受けるため、物件によっては、必ずしも思い描いた間取りやデザインができないケースが発生します。

特にマンションの設備は建てられた時期によっても、また施工業者によって造り方も大きく異なり、専門家でも一部を壊して詳細な調査をしないとわからない部分もたくさんあります。物件探しは不動産会社に任せ、購入した後のリノベーションは建築業者と別々に考えた場合に、本来やりたかったことが実現できないケースがありますので、物件探しとリノベーションを同時に検討していきましょう。

家づくりを楽しみたい方にぴったり!

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家づくりを楽しめる

中古物件リノベーションは、ここまでご説明してきたように、自分で行う場合は、かなり建物のことを勉強しなければなりませんし、物件探しとリノベーション内容を同時に考えていくのはとても手間も時間もかかります。

しかし中古でありながら、家づくりの楽しみを体験できるのは、捨てがたい魅力です。
また、マンションで自分の好きな間取りやデザインにすることがリノベーションでは可能になるのです。

家をお金だけ払って買うだけでは面白くない、施主になって家づくりそのものを楽しみたいという方にとって、まさしく最適な方法といえるでしょう。

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