春、待ちに待った一人暮らしのスタート!

待ちに待った一人暮らしがスタート
待ちに待った一人暮らしがスタート

4月といえば新生活。初めて一人暮らしを始める人も多いのではないだろうか。
開放感や新生活への期待で、今から胸を躍らせているのかもしれない。
しかし、実際に一人暮らしをしてみると実家暮らしでは気が付かなかった"困ったこと"が降りかかってくる。
今回は一人暮らしの先輩502名に、一人暮らしで経験した数ある困ったことの中から「いちばん困ったこと」を聞いてみた。
気になる音の問題や、初めて一人暮らしをした時の家賃、当時の間取りなども合わせて聞いているので、ぜひ今後の新生活の参考にしてほしい。

初めての一人暮らし、女性の方が男性より自立心が強い?

まず、10年以内に一人暮らし経験のある25歳~44歳の男女に対して、初めて一人暮らしをした時の家賃(共益費・管理費含む)を聞いてみた。
結果は、「5万円以上6万円未満」の回答が最多(21.1%)となり、次に「4万円以上~5万円未満」(19.7%)、続いて「6万円以上7万円未満」(18.1%)となった。
また、初めて一人暮らしをした時の間取りについても聞いてみた。やはりという感じではあるが、1K が39.4%ともっとも多く、次いでワンルーム24.9%と続いた。

■初めて一人暮らしをしたときの間取りベスト5(1つだけ選択 n=502)

第1位 1K 39.4%(198票)
第2位 ワンルーム 24.9%(125票)
第3位 1DK 15.9%(80票)
第4位 1LDK 8.4%(42票)
第5位 2DK 4.6%(23票)


初めての一人暮らしを家賃と間取りの関係性で見てみると、約4人に1人(23.9%)が「1Kで家賃4万円以上7万円未満」と答えている結果となった。

次に、初めて一人暮らしをしたきっかけを聞いたみたところ、もっとも多かった回答が「進学したから」であった。次いで「就職したから」、「独り立ちしようと思ったから」と続く。

■初めての一人暮らしのきっかけベスト5(複数選択可 男性n=793 女性n=592)

第1位 進学したから 32.9%(455票)
第2位 就職したから 22.5%(311票)
第3位 独り立ちしようと思ったから 21.4%(297票)
第4位 家族に干渉されたくなかったから 14.4%(200票)
第5位 通学・通勤時間を短くしたかったから 13.5%(187票)


男性別、女性別で順位を確認すると、男性は3位まで全体の順位と同じであったが、女性は「独り立ちしようと思ったから」が2位に上がり、3位に「家族に干渉されたくなかったから」が入った。
■男性別:初めての一人暮らしのきっかけベスト3(複数選択可 n=793)
第1位 進学したから 31.7%(251票)
第2位 就職したから 26.1%(207票)
第3位 独り立ちしようと思ったから 19.4%(154票)

■女性別:初めての一人暮らしのきっかけベスト3(複数選択可 n=592)
第1位 進学したから 34.5%(204票)
第2位 独り立ちしようと思ったから 24.2%(143票)
第3位 家族に干渉されたくなかったから 17.7%(105票)


「独り立ちしようと思ったから」の結果では、女性は25歳を過ぎた年代からすでに20%以上の回答があることに対し、男性は25歳から34歳までで15%前後、35歳を過ぎた年代からようやく20%以上の回答になった。(表1参照)
また、「家族に干渉されたくなかったから」の結果でも、すべての年代で女性の数値が上回っている。特に初めて一人暮らしを意識し始めるであろう25~34歳の年代に注目してみると、男性は11%程度の回答だが、同年代の女性の回答は約17%とその差は開いている。
男性に比べ女性は就職や転勤などのきっかけというより、自立心から一人暮らしを始める人が多いようだ。

表1:男女別、一人暮らしのきっかけ表1:男女別、一人暮らしのきっかけ

迷惑なのは人の声

10年以内に一人暮らし経験のある25歳~44歳の男女に対して、一人暮らしで迷惑に感じた近隣の音についても聞いてみた。
特に一人暮らしで最初に住む部屋は「6万円未満」と比較的安価な家賃になるため、住んでみたら壁が薄く隣の生活音が丸聞こえ、なんてこともあるかもしれない。

■一人暮らし、近隣から聞こえてくる音で迷惑なのは?(複数選択可 n=502)

第1位 人が集まって騒いでいる声 33.9%(170票)
第2位 話し声 25.5%(128票)
第3位 音に関して迷惑だと感じたことはない 23.9%(120票)
第4位 足音 21.1%(106票)
第5位 玄関や部屋のドアを開け閉めする音 15.7%(79票)
第6位 音楽や楽器の演奏 14.3%(72票)
第7位 バス、車、バイクなどが通る音 11.8%(59票)
第8位 掃除機・洗濯機などの家電を使うときの音 11.0%(55票)
第8位 緊急車両のサイレン 11.0%(55票)
第10位 赤ちゃんの泣き声や子どもの声 10.2%(51票)


1位は「人が集まって騒いでいる声」(33.9%)、2位は「話し声」(25.5%)、と人の声が上位2位を占めた。しかし、同じ人の声でも「赤ちゃんの泣き声や子どもの声」(10.2%)は10位と、ランクとしては低い結果となった。一方で3位には「音に関して迷惑だと感じたことはない」も入っているので、過剰な心配は必要ないのかもしれない。

それでは近隣からの音に対抗するために、どのような行動をしたのだろう?そちらも合わせて聞いてみた。

■近隣の迷惑な音に対してどのような行動を取ったか(複数回答可 n=382)

第1位 何もしなかった 56.0%(214票)
第2位 大家さん・管理会社に相談した 20.2%(77票)
第3位 騒音対策グッズを使った(耳栓や防音カーテンなど) 11.8%(45票)
第4位 原因の元となっているところに直接苦情を言いに行った 9.4%(36票)
第5位 引っ越した 7.9%(30票)
第6位 家具の配置を変えた 5.5%(21票)


もっとも多かったのは「何もしなかった」という回答で、次に「大家さん・管理会社に相談した」が入った。4位には「原因の元となっているところに直接苦情を言いに行った」も入っているが、さらなるトラブルに発展するリスクもあるため、この方法はあまりおすすめできない。まずは2位の回答のように、大家さんや管理会社に相談をしよう。

一人になってみて分かる、いちばん困ったこととは?

さらに、10年以内に一人暮らし経験のある25歳~44歳の男女に対して、これまでの一人暮らし生活で困ったと感じたことを聞いてみた。
数ある選択肢の中から「いちばん困ったこと」を選んでもらった結果は以下だ。

■一人暮らしの中でいちばん困ったことランキングベスト10
(1つだけ選択 n=469 ※「困ったことはない」と回答した人を除く)

第1位 貯蓄ができない 13.6%(64票)
第2位 病気になった時に世話をしてくれる人がいない 12.2%(57票)
第3位 害虫を自分で駆除しないといけない 11.5%(54票)
第4位 部屋が汚くなる 8.7%(41票)
第5位 宅配便などを受け取るタイミングが合わない 6.0%(28票)
第6位 朝寝坊して遅刻する(しそうになる) 5.5%(26票)
第7位 趣味や遊びに使えるお金が少ない 4.7%(22票)
第8位 話し相手がいない 4.5%(21票)
第9位 一人暮らしが快適で結婚願望が薄まる 4.3%(20票)
第10位 外食が増える 4.1%(19票)


この結果を男性別、女性別で確認してみると、男性、女性ともに2位「貯蓄ができない」、3位「病気になった時に世話をしてくれる人がいない」が共通として入っていた。(表2参照)
しかし、大きく異なっていたのが1位の結果だ。
男性は「部屋が汚くなる」であり、女性は「害虫を自分で駆除しないといけない」が1位になっている。
「部屋が汚くなる」が1位とは……。汚れている部屋には誰もが恐れるあの害虫も出やすくなってしまう。女性のいちばん困ったこと1位が「害虫の駆除」なのだ。害虫が苦手な女性が部屋に遊びに来ることも考慮して、頑張って部屋の掃除を全力でしていただきたい。

表2:男女別 一人暮らしでいちばん困ったことランキング表2:男女別 一人暮らしでいちばん困ったことランキング

先輩に聞け!困ったことはこうやって乗り越えた!

最後に「いちばん困ったこと」について、どのように対処したのか、先輩たちのコメントをいくつかご紹介したい。

第1位 貯蓄ができない
仕事を頑張る、結局ほぼ貯金ができなかった、などの回答もちらほら見られたが、もっとも多かったのが節約するという回答であった。
「100円玉貯金で少しずつ貯めた」(30代女性)
「お給料をもらった時点で、毎月決まった金額を別の口座に移して使わないようにした。」(30代女性)
「家計簿を付けて支出を把握した」(30代女性)
「毎月の固定費を抑える(通信費、家賃、食費の見直し)」(30代男性)
基本は、節約だがその方法を具体的に仕組み化するのがポイントかもしれない。

第2位 病気になった時に世話をしてくれる人がいない
ひたすら安静にしていた、我慢した、親や友人、付き合っていた人を呼んだ、実家に帰ったなどの回答がある中、こんな素敵な大家さんに助けられた人もいた。
「昔一人暮らしした時、足を怪我したことがあって、歩くことさえ困難でした。当時の大家さんがすぐ近くに住んでいて、とても親切な方で、食事を運んでくれたり、学校までの送迎をしてもらったり、色々助けてくださったんです。」(30代女性)
一人の時の病気は、とても心細く不安だ。動くのもだるい時に備えて常備薬や非常食などは準備しておきたい。また、頼りにできる友人や知人が近所に一人でもいるだけで、それだけでもとても心強いだろう。

第3位 害虫を自分で駆除しないといけない
親や友人、付き合っていた人を呼んだ、泣きながら自分で退治した、見て見ぬふりした、といった回答が多く並んだ。中にはこのような冷静に対処をしている人もいた。
「契約後にムカデが出ることを知らされた.ベランダや玄関の境界に頻繁に害虫用の薬を撒き、実家の親に聞いて一番対処として簡単な熱湯をかけることにしていた。ゴキブリは見たくないので毎年春に2回バルサンを炊くのとホウ酸団子を設置していた。」(20代女性)

また、今回のアンケートのベスト10圏外でごく小数の回答だが「霊的な現象を経験する」というものがある。そのコメントが「答えたくない」だったことは静かに怖くなった。

一人暮らし。憧れと希望が詰まった新生活。
しかし、今回の結果にもあるように、困ったことは起きるのである。
これからの一人暮らしで困ったことが起きた時、このランキングが参考になればと思う。
まずは、自由になった開放感からいきなり体調を崩してしまわないよう、憧れの一人暮らしが一転して辛いことにならないよう、生活習慣に気をつけて気持ちの良いスタートを切っていただきたい。

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調査概要
スクリーニング調査
【調査実施期間】2017年2月22日~23日
【調査対象者】25歳~49歳 男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】2411サンプル

本調査
【調査実施期間】2017年2月24日~27日
【調査対象者】25歳~44歳 男女
【調査方法】インターネット調査
【有効回答数】502サンプル
※データ使用や詳細データのお問い合わせはhomes-press@next-group.jpまでご連絡ください。

2017年 03月22日 11時05分