近畿圏「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキング2016の結果は?

住み替えを検討しているときに、借りて住むのか、買って住むのかによって選ぶ街は変わるのだろうか?昨年に引き続き、購入して永く住みたい街と、部屋を借りて一時的に住みたいと思う街について調査を行った。
「買って住みたい街」調査は、3年以内に住まいの購入を検討中、「借りて住みたい街」調査は、1年以内に賃貸物件への住み替え・引越しを検討中の首都圏、近畿圏、中部圏、福岡に居住している人を対象に行った。

その調査結果をもとに、HOME'S総研が分析した内容を、ランキングの結果とともに公表する。第二弾は近畿圏「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキング2016をご紹介する。

近畿圏「買って住みたい街」ベスト20駅~JR神戸線と阪急神戸線の駅が多数ランクイン!

「買って住みたい街」ランキングで1位を獲得したのは「西宮北口」で、次いで「大阪」「梅田」となった。「西宮北口」「夙川」「御影」「神戸」などJR神戸線と阪急神戸線の駅がベスト20に8駅ランクインした。阪神間の根強い居住ニーズとブランド力はいまだ健在であることがわかる結果となった。
以下、トップ3にランクインした街の結果とコメントを紹介する。4位以下については記事末の「配信元ページを見る」からHOME'S総研のレポートを参照してほしい。

第1位 「西宮北口」
近畿圏で最も買って住みたい街(駅)は阪急神戸線と今津線が交差する「西宮北口」となった。昨年調査では8位だったが、大阪と神戸のちょうど中間に位置していてどちらに行くにも短時間でのアクセスが可能な交通利便性が高く評価されている。また、駅周辺にはデパートなどの商業施設や芸術文化センターなどの文化施設が集積しており、交通利便性と居住快適性のバランスの良さが人気の要因のようだ。

「大阪、神戸の間に位置し、交通の便が良い。また街並みもおしゃれで、景観も落ち着いている(60代・男性/パート)」「特急停車駅で、梅田にも三宮にも乗り換えなしで行ける。近くに西宮ガーデンズという大型ショッピングセンターがあり買い物等が便利(40代・男性/会社員)」「自然に恵まれている上に、教育文化的環境が非常に優れている(50代・男性/公務員)」
など、主に交通利便性、教育環境の良さなどで評価が高かった。

第2位 「大阪」 
2位には「大阪」がランクインした。「大阪」も昨年の7位から上昇しており、単に中心地であるたけでなく、職住近接の環境とマルチアクセス可能な交通利便性が高く評価された結果としてのベスト3入りとなった。

「旅行が好きで新幹線も空港へもアクセスが良いところがうれしい。映画館などの娯楽施設も充実していてショッピングや外食も楽しめる(30代・男性/会社員)」「資産価値が上昇すると思うから。どこに行くのにも便利だから(50代・男性/その他)」「パワーがある(40代・女性/主婦)」「利便性では群を抜く。少し離れれば何気に静かで暮らしやすい(30代・男性/会社員)」
など、近畿圏の中心地として機能が集中していることが高く評価されている。

第3位 「梅田」 
大阪市内の交通の要所として開発・整備が続けられ、オフィスビルと商業施設が集中している「梅田」が昨年調査の6位から3位にランクアップした。「大阪」と「梅田」は地域が連続しており、今回調査では事実上近畿圏で最も買って住みたいエリアになったと見ることもできる。

「大阪の、関西の、西日本の中心(40代・男性/会社員)」「資産価値としても高く、賃貸物件にしても良さそう(30代・女性/会社員)」「繁華街で、何をするのも便利だから(50代・男性/パート)」
など、交通利便性や事業集積性を前提とした資産性の高さを評価する声が多かった。

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近畿圏「借りて住みたい街」ベスト20駅~賃貸人気1位は「西宮北口」で2冠達成!

「借りて住みたい街」No.1も「西宮北口」が獲得し、「買って住みたい街」とあわせて2冠を達成した。2位「大阪」、3位「京都」、6位「三宮」と近畿圏の商業中心地が全てランクインする結果となった。
以下、トップ3にランクインした街の結果とコメントを紹介する。

第1位 「西宮北口」
近畿圏の 借りて住みたい街(駅)の1位は、買って住みたい街でも1位を獲得した「西宮北口」となった。首都圏でも「吉祥寺」が2冠を達成しており、今後は東西の人気住宅地の代表格として地名・駅名が定着しそうだ。阪急神戸線と今津線が乗り入れる交通利便性の高さ、便利で住みやすい上に治安面での評価も高く、トップに躍り出る要因となっている。

「阪急神戸線の中でも要所となる駅で、買い物にも便利な上、特急はじめすべての電車の停車駅のため、梅田や三宮に出掛けるのも便利なところが魅力(40代・男性/公務員)」「物件数が多いので、いざ住みたいと思った時に物件探しが楽そう。スーパーなど生活していく上で必要となるお店が多いことや、三宮へも梅田へも近いので買い物なども楽しめそう(20代・女性/学生)」「治安もよく、飲食店も多く、街にとっても活気がある。また、映画館もあるショッピングモールがあり、西宮北口駅周辺だけでことが済んでしまうぐらい便利(30代・女性/会社員)」など借りる上で物件数が豊富なことを要因として挙げる声も聞かれた。

第2位 「大阪」
次いで2位に入ったのはこちらも買って住みたい街2位の「大阪」。家賃相場は高水準ながら、それを補って余りある生活と交通の利便性が魅力のようだ。駅周辺は近畿圏最大の商業地で、大阪駅周辺ではこれまで空室が目立った大規模オフィスへの需要が回復しているため、賃貸需要にも影響を与えている。

「大都市の利点(エンターテイメント、消費など)を思う存分に享受できる(50代・男性/自由業)」「家賃は高いし決して住みやすそうなイメージではないけど、やっぱり利便性が高く、ステータスになる(30代・男性/会社員)」「通勤時間の短縮になる。ますます発展してきているので、今後にも期待できる(30代・男性/その他)」ほか、大都市の中心で生活することへの期待感や利便性を指摘する回答が多く寄せられた。

第3位 「京都」 
3位には年間の観光客数が5000万人を超える観光都市「京都」が入った。インバウンド効果に牽引されるかたちで賃貸ニーズも高まっているようだ。全国で最も厳しいとされる景観条例が施行されていることもあり、新規物件の供給が限られていることも魅力を高める要素となっている。また、築年数の進んだ物件でも賃料水準が高く維持される傾向がある。

「京都は昔ながらの街並みや伝統を大切にしていて、街全体で守って行こうとしている取り組みに好感が持てる(20代・女性/会社員)」「神社仏閣が多く、散策するのが楽しい(50代・男性/会社員)」「様々な名所や観光スポットかあるから見て回るのが楽しいだろうし、オシャレな店も多いし風情もあって楽しそう(40代・男性/自営業)」ほか、観光地ならではの楽しみを見出せるメリットを挙げる声が多かった。

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「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」の傾向

2016年の「買って住みたい街」、「借りて住みたい街」は、ともに1位が「西宮北口」、2位は「大阪」となった。先に公表した首都圏では「吉祥寺」が不動の人気を集めたが、近畿圏でも、買って住むにも借りて住むにも、同様の街に人気が集中する結果となった。「西宮北口」は、交通利便性と治安面での評価も高く、「買って住みたい街」では昨年の8位から1位へと大きく順位を上げ2冠獲得となった。

ベスト10にランクインした街の、詳しいHOME'S総研による分析内容やアンケート回答者のコメントについては、記事末の「配信元ページを見る」からHOME'S総研のレポートを参照してほしい。

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2016年 02月05日 11時11分