首都圏「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキング2016の結果は?

住み替えを検討しているときに、借りて住むのか、買って住むのかによって選ぶ街は変わるのだろうか?昨年に引き続き、購入して永く住みたい街と、部屋を借りて一時的に住みたいと思う街について調査を行った。
「買って住みたい街」調査は、3年以内に住まいの購入を検討中、「借りて住みたい街」調査は、1年以内に賃貸物件への住み替え・引越しを検討中の首都圏、近畿圏、中部圏、福岡に居住している人を対象に行った。

その調査結果をもとに、HOME'S総研が分析した内容を、ランキングの結果とともに公表する。第一弾は首都圏「買って住みたい街」「借りて住みたい街」ランキング2016をご紹介する。

首都圏「買って住みたい街」ベスト20駅~2年連続で「吉祥寺」が1位を獲得!

2015年に続き、「買って住みたい街」ランキングで1位を獲得したのは「吉祥寺」で、次いで「横浜」「恵比寿」となった。「恵比寿」が昨年の19位から大きく順位をあげ、上位に登場。「池袋」も15位から6位と大きく順位をあげるなど、昨年からの変化がみられる結果となった。
以下、トップ3にランクインした街の結果とコメントを紹介する。4位以下については記事末の「配信元ページを見る」からHOME'S総研のレポートを参照してほしい。

第1位 「吉祥寺」
買って住みたい街(駅)の1位は昨年調査に続き2年連続でJR中央線、京王井の頭線が乗り入れる「吉祥寺」が選ばれた。同様の調査では3位は外さないほど高い人気を維持しており、本調査でも1位を獲得した。

「なんでも物がそろい、交通の便もいい。また、この町に住みたいランキングといったものに上位ランクされているのも理由の1つ(20代・男性/学生)」「人気度が高い(30代・男性/会社経営)」「にぎやかで元気な街。それなのに自然が多い。若い人にもお年寄りにも楽しい街(40代・女性/主婦)」
など、毎年ランキング上位に登場すること自体が吉祥寺の求心力になりつつあるようだ。交通と生活の利便性、自然環境など居住エリアとしてのバランスの良さを評価する声が多かった。

第2位 「横浜」 
2位は、こちらも2年連続で「横浜」が獲得した。総人口370万人超の大都市でありながら、東京とは違った港町としての街並みや独特の景観、生活スタイルなどを評価する声が数多く聞かれた。

「海やベイブリッジがベランダから見える(40代・男性/会社員)」「都会でありながら、何となく地方的なところがある港町(60代・男性/無職)」「買い物に便利で通勤も便利。町並みが好き(50代・女性/会社経営)」「海も近くて都心にも出やすい。ネームバリューがある(20代・男性/会社員)」
など、都内の湾岸エリアとは異なる歴史的な景観や落ち着いた街並み、吉祥寺同様に知名度が高いことなどが評価されている。

第3位 「恵比寿」  
2015年の調査で19位だった「恵比寿」が3位にランクアップした。恵比寿ガーデンプレイスをコアとした居住イメージの良さ、衣・食・住のバランスなどが評価されているが、特に将来の資産価値やステータスとしての住環境を考慮する回答者の声が多く寄せられている。

「街の知名度が高く、人気がある。住まうことのステータスがある(40代・男性/会社員)」「将来にわたって住宅の資産価値が高そう(40代・男性/会社員)」「ビストロや割烹など、個人経営の飲食店が充実している。街並みに落ち着きがある(50代・女性/自由業)」
など、「恵比寿」周辺の住環境とエリア特性としての人気=資産価値に言及する回答者が多かった。

首都圏_買って住みたい街_ベスト20駅首都圏_買って住みたい街_ベスト20駅

首都圏「借りて住みたい街」ベスト20駅~1位は「吉祥寺」で2冠を達成!

「借りて住みたい街」ランキングNo.1も「吉祥寺」が獲得し、「買って住みたい街」とともに2冠に輝いた。同じく居住エリアとして人気の高い「恵比寿」と「横浜」が2位と3位に登場し、順当にトップ3入りを果たした。「買って住みたい街」ではランキング外だった「中野」「下北沢」「高円寺」など、城西の学生・若年層が多く住むエリアも上位に顔を出している。
以下、トップ3にランクインした街の結果とコメントを紹介する。

第1位 「吉祥寺」
昨年に引き続き2回目の調査となった、借りて住みたい街(駅)の1位は、買って住みたい街と同じく「吉祥寺」が獲得し、首都圏2冠を達成した。買うにも借りるにも首都圏で最も人気が高い居住エリアであることを証明する結果となった。

「お店の種類が多く、基本的にここですべて間に合う(40代・男性/会社員)」「おしゃれなお店が沢山あって飽きることもなく楽しい毎日が送れる。日用品や雑貨や洋服も困ることもないし、井の頭公園や映画館、駅ビルなど娯楽もあるし、どこか他の街に出かける必要性がなく完結できる(30代・女性/主婦)」「住みたい街ナンバーワンだから(30代・女性/無職)」など、地元で何でも揃う生活利便性と公園や動物園などの余暇施設が整い、常に住みたい街としての人気を維持し続けていることで求心力が一層高まっていることがわかる。

第2位 「恵比寿」 
2位に入ったのは「恵比寿」で、買って住みたい街でも3位と、買うにも借りるにも都内屈指の人気居住エリアであることを示した。東京23区内では圧倒的な支持を得ており、今後「吉祥寺」とのランキング争いにも関心が高まりそうだ。

「人生のモチベーションが上がる(30代・男性/会社経営)」「一種のステータス(20代・女性/会社員)」など人気が高いこと自体を理由として挙げる回答が見受けられる一方で、「遅くまで開いている個性的な飲食店が多くアートを扱う面白い店も多い。仕事と生活をともに楽しめる場所(60代・女性/会社経営)」のように街の個性と、生活を楽しむことを重視する回答も数多く寄せられた。

第3位 「横浜」   
3位には買って住みたい街ランキング2位の「横浜」が入った。東京に次ぐ大規模な事業集積地であること、および港町としてのイメージを好意的に評価する声だけでなく、実際の交通利便性と生活利便性についても高く評価されている。

「都内にも近いし箱根、熱海にも近い(40代・女性/会社員)」「都心へのアクセスのよい海の街(30代・女性/会社員)」「綺麗、どこへでもアクセスが良い。横浜っていうだけでおしゃれなイメージ(20代・女性/学生)」「勝ち組感がある(20代・女性/会社員)」など女性からの好意的な回答が多いのも特徴として挙げられる。

首都圏_借りて住みたい街_ベスト20駅首都圏_借りて住みたい街_ベスト20駅

「買って住みたい街」と「借りて住みたい街」の傾向

2016年の「買って住みたい街」、「借りて住みたい街」のトップ3に「吉祥寺」「横浜」「恵比寿」がランクインし、買って住むにも借りて住むにも、同様の街に人気が集中する結果となった。

「買って住みたい街」では、「二子玉川」が昨年の24位から大きく順位を上げ7位にランクインした。また昨年40位だった「荻窪」がジャンプアップし、8位に入った。「二子玉川」は大規模再開発事業がほぼ完成し、「荻窪」は再開発計画が進められているなど、どちらも注目の街であることがうかがえる。

ベスト10にランクインした街の、詳しいHOME'S総研による分析内容やアンケート回答者のコメントについては、記事末の「配信元ページを見る」からHOME'S総研のレポートを参照してほしい。

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2016年 02月05日 11時10分