新たに拡がる"旅を楽しむ宿泊施設"としての「空き家活用」

日本ならではの和室に泊まるのも海外の旅行客には人気のようだ(※写真はイメージ)日本ならではの和室に泊まるのも海外の旅行客には人気のようだ(※写真はイメージ)

空き家の増加が大きな社会問題になっている。また、空き家だけでなく、空き店舗、空きビル、空き事務所、空き倉庫などの「遊休不動産」も、重要な課題である。

一方で、人口が減少に転じており成長市場が限られる国内事情の中、訪日外国人による消費(インバウンド需要)が高まり、不足しているのが宿泊施設だ。国土交通省は2016年6月13日、宿泊施設の客室増を目的とした容積率緩和制度を創設し、地方公共団体に対して、都市計画への制度運用をはかるよう通知した。政府は訪日外国人旅行者数2020年4,000万人、2030年6,000万人の実現を目指している。宿泊施設については、その不足分の解消に対して民泊等の検討もその動きのひとつである。また、既存建築物の「用途変更」による空き家・遊休不動産の活用も進められている。

設備が整い、システムが整っているホテルチェーンや高級なおもてなしを受けられる旅館などもある。が、旅の楽しみ方として地元の人とふれあい、お互いに情報を交換し、そこでしかできない体験を宿泊にも求めるゲストハウスなど、海外のバックパッカーを中心に人気のようだ。
また、運営側でも単に宿泊施設として空き家を活用するだけでなく、地域活性や文化の継承など社会的な貢献にも寄与することを目的としたゲストハウスなども現れはじめた。

LIFULL HOME'S PRESSで、取材した空き家活用のゲストハウスを改めて紹介したい。

2017年 04月25日 11時06分