小屋裏3階建ての家…じゃない?

憧れていた小屋裏3階建てのイメージ 憧れていた小屋裏3階建てのイメージ 

2009年に「マンガはじめて家を建てました!」(ダイヤモンド社)という、自分の体験談+家づくり情報を盛り込んだ本を描きました。
私の実家を二世帯住宅にしたときの、家づくりの基本的な知識と、すったもんだの体験を面白おかしく描いたマンガ書籍です。
そこでこのコラムでは、今家づくりを考えているみなさんの役に立ったり立たなかったりする情報を、楽しくお伝えしていきたいと思います。

さてさて、じゃがバタホームの担当営業M田くんが
最初の図面を持ってきてくれた。
どんな図面か気になる~~~!!

…と、その前に、M田くんが口を開いた。

「希望の間取りは“小屋裏3階建て”とお聞きしていましたが、
改めてそうなった理由はなんですか?」

ん?そうなった理由?

思い起こしてみると…

最初に図面を作ってくれた「ほっけハウス」の商品が小屋裏3階建てだった。
→屋根が傾斜していて、秘密の屋根裏みたいなイメージの「小屋裏」というつくりが気に入った。ここをダンナさんの部屋にしたいな、と考えていた。
→次に話を進めた「塩辛ホーム」も小屋裏3階建ての商品を出していたから図面を書いてもらった。

思い出してみると、こんな感じだ。

M田くん「なるほど。それでは、3階建てには特にこだわりはないんですね?
もし、2階建てでも小屋裏みたいなイメージの部屋が作れたら、それでもかまいませんか?」

んん?そんなことできるの?

M田くん「単純に、2階建てを建てるのと3階建てを建てるのでは、コストが違うんです。
同じ広さの家でも、2階建てと3階建てでは3階建ての方が値段が高くなります。」

う…。そうか、考えてみたらそりゃそうだ。
今まではハウスメーカーの商品が小屋裏3階建てだから…と
2階建てのプランは考えてなかった。

それにしても、「2階建てで、小屋裏3階建てみたいな部屋」ってどんな部屋なんだろう?

おお!こんな提案があったか!?

「2階建てでも小屋裏」のイメージ「2階建てでも小屋裏」のイメージ

玄関の右側に駐車スペースがある。
その上に一部屋。
他の2階部分よりも低い位置にある。

内部を見ると、階段の半分くらい上がったところにひと部屋あり、
また半分上ると、2階部分になる。
つまり、ひと部屋だけステップフロアになっているのだ。
あら、これいいじゃない!!

そのひと部屋は、床が低い分、天井が高い。
天井は斜めに傾斜していて、まさに憧れていた小屋裏みたいな感じ。
天井が高いから、部屋に梯子をつけてロフトをつくれるという。

あら、これすごくいいじゃない!!

いいところは、この部屋だけではなかった。
リビングは1階、2階とも明るい東南側にあり、お風呂や水回りは北側に。
親世帯のトイレは寝室に一番近い場所にあって、とても使いやすそうだ。
高齢になった時のことを考えて廊下も広めに設計してくれていた。
人の動線にも無理がないような気がする。
収納もたっぷりあって、そのすごい設計力に感心してしまった。

いままで、他のメーカーの設計図には、
「なんかへん」
「つかいにくそう」
「収納がぜんぜんない」
といろいろ注文をつけていた私たちだけど、じゃがバタホームの設計図は違った。
最初の図面だけで、「うん!いい感じ!」と納得してしまったのだ。

「すごくいいですね!」とニコニコ顔の私たち。
じゃがバタホームの営業、M田くんは
「ありがとうございます!では、ごゆっくりご検討くださいね。」と言った。

他のハウスメーカーのように、
「さあさあ契約!今契約!すぐ契約!!」とは言わないのだ。
M田くんは、こちらが拍子抜けするくらいひょうひょうと
「はい~、(契約は)ご都合のよろしいときに~」と言うのだ。
この縛りのなさは、とっても心に余裕が持てた。
加えて、とってもいい感じの図面。
「じゃがバタホームで契約しよう」
私たちは自然とそう決めていたのでした。

「じゃがバタホーム」は、私たちの家をつくってくれそう!

また楽しみになってきた!また楽しみになってきた!

じゃがバタホームの営業さん、M田くんは
「2階建てよりも3階建てのほうがコストがかかるんです」と言った。

考えてみれば分かりそうなものだけど、当時の私たちは気が付いていなかった。
それなら3階建てをつくらせた方が
じゃがバタホームとしては、利益増につながったんじゃないのかな。
でもそうしないで2階建てのプランを出してきて、それも私たちが納得できる図面を提案してくれたことにとても驚いたし、うれしく思った。

いままでのメーカーさんには悪いけど、提案力がまったく違ったのだ。
階段を上がったところに洗濯機置き場があったり、
廊下はやたらとカクカクして、足の指をぶつけそうだったり
父の部屋が一日中日の当たらない場所につくられたりしていなかった。

なにより、おススメの自社商品を売ろうとするのではなく、
私たちの希望している家をつくってくれる気がしたのだ。

その後、何度か細かい図面の修正をお願いしたけれど、基本的な設計の変更はなかった。
家具は最初から収まる場所を設定しておいてくれたし、打ち合わせはすんなり進んでいった。

そして、納得できる形で「じゃがバタホーム」と契約をしたのでした。

家づくり真っ只中のみなさまへ
図面は家づくりの基礎です。なんかへん…と思うことがあったら、納得いくまで修正してもらいましょうー。

2014年 08月09日 13時06分