Q:はじめてマンションを買うときに注意することを教えてください

A:マンション購入は“自宅投資であること”を意識しましょう

マンションを買うときには、長期の住宅ローンを組んで購入するケースが大半を占めるため、購入時の価格ばかりに目が向いてしまうのですが、マンションは単なる『住まい』ではなく、大きなお金を投入して形成する『自分の資産』でもあることを意識しなくてはいけません。住まいを買うということは“自宅という資産に投資をすること”なのです。投資と考えれば、リスクをきちんと分析して計画的に・戦略的に購入しなければ、という気持ちにもなるはずです。

Q:マンションの資産価値とは何ですか?

将来いくらで売れるのか?を念頭に置きましょう
将来いくらで売れるのか?を念頭に置きましょう

A:一言で言えば、購入額と売却額の差額のことです

何千万円という金額を“住まいという名の投資物件”に投資するのだとしたら…将来のリスクを軽減するためにも、購入した金額から値段が下がりにくいマンションを選びたいと思いますよね? その価格の差額がまさにマンションの『資産価値』につながる部分です。

一般的に不動産は減価償却していくので、年々売却想定価格が下がっていくものですが、『資産価値』が高いマンションは、購入した時よりも値上がりしているケースや、ほとんど変わらないケースもあります。そういう物件は、居住期間中に返済していた住宅ローンがそのまま“貯金”となります。反対に『資産価値』が大きく下がってしまったマンションの場合は、住宅ローンの残債が売却額を上回る“オーバーローン(※)”となって、売りたくても売れない状況に陥ってしまうこともあります。

マンション購入を検討する際は、“この物件がはたして将来いくらで売れそうか?”という『資産価値』を見極めることで、将来のリスク回避につながるのです。

※オーバーローン:売却時点の住宅ローンの残債(元本)が、売却額を上回っている状況のこと。売却しても住宅ローンの残額をカバーできないので、抵当権を抹消するためには、追加して手元資金を返済に回す(追い金)必要が出てくる

【不動産のプロからのアドバイス①】
マンションは“あなたの資産”です!

不動産のプロからのアドバイス①
不動産のプロからのアドバイス①

数万円で気軽に買い替えられる洋服や家電製品と違い、マンションは『大切な資産』です。その資産性が目減りすることは、自分や家族にとって大きな経済的損失となりますから、事前に『資産価値』を見極め、将来の資産損失を少なくできるように努めなくてはいけません。
また、マンションの価格は、経済変動が大きく影響します。当然ですが、多くの人がマンションを買いたいと感じているときは割高に、多くの人が買い控えをしているときは割安に、流通価格が変動することも覚えておきましょう。