理想はライフラインを二つ持つこと

私自身は、ガスコンロを選択している。S.Iセンサーコンロを搭載して火力の自動調整が可能で、清掃性のよいガラストップ型。このコンロのおかげで、東日本大震災で停電が発生したとき(我が家は計画停電エリア内だった)も、ガスでご飯が炊けたし、おかずもつくれた。

ガスコンロとは別にIHクッキングヒーターの卓上コンロもあるので、都市ガスが途絶えたときも対応は可能だろう。

電気と都市ガスは生活を維持していく上で必須のライフライン。「ライフラインは一つよりも二つもっているほうが安心」というのが、私の持論である。

ただし、将来的にはオール電化の方向に進むだろうな、とも思っている。それは電気の方が進化の余地が大きいから。太陽光発電の能力が飛躍的に向上し、家庭内の使用電力すべてを太陽光発電でまかなえるようになれば、オール電化のほうが暮らしやすいはずだ。

でも、それは未来の話。話しを現代にもどそう。

現代においても、オール電化のほうが有利と考えられるケースがある。それは、都市ガスが利用できず、プロパンガスになる地域だ。割高なプロパンガスを使うよりはオール電化にしたほうが得だし、安心感も大きい。だから、過疎地や山間部ではオール電化の普及率が高くなっているのである。

ガスコンロとIHクッキングヒーターの併用は?

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ガスコンロか、IHクッキングヒーターか

ガスコンロか、IHクッキングヒーターか、その悩みの解決法として、二つを併用すればよい、という回答がある。実際、一般的なコンロサイズで、電気・ガス併用のコンロは存在する。ドイツから輸入されていたのだが、このドイツ製品は、現在、日本から撤退してしまった。ガスコンロに安全なS.Iセンサーの採用が義務づけられたとき、対応できないと引き上げてしまったのだ。

それを引き継ぐ形で、日本のメーカーがガスとIHクッキングヒーターを組み合わせた製品を供給している。

しかし、価格が高いこともあり、普及はいまひとつ。普及しないので、値段も下がらないのが、残念なところである。

次は、「私のお勧め設備は?」についてお話ししよう。

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