駅まで遠いが、スーパーマーケットは近い?

バス便利用の場所では通勤にバスを利用しなければならないことが多くなる。それは仕方がないのだが、毎日の買い物や通学にもバスを利用するのは大変だし、バス代が家計を圧迫するという問題も出る。

そこで、理想となるのは「駅まではバスに乗らなければならないが、スーパーマーケットや小・中学校は近くにある」という物件だ。

最近は駅から離れた場所に建設される「郊外型大型商業施設」が増えているので、その周辺は駅から離れていても「買い物便利」となる。

商業施設は、ららぽーとやイオンのように超大型でなくてもよい。通常スケールのスーパーマーケットで十分だ。しかし、規模の小さいところは困る。「スーパーはありませんが、コンビニはあります」というのも、不十分。コンビニでは生鮮食料品の品ぞろえがわるいし、値段も高いからだ。

近くにコンビニしかない物件より、「少し離れているが、大型駐車場を備えたスーパーマーケットがある」という物件のほうが高評価だ。その駐車場が、「平日はフリーパス」ならば、なおよい。

駅から離れているが、公立の小学校や中学校は近い、という場所もあるだろう。そういう場所も狙い目になる。

最大の盲点は、夏の蚊

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自然が多いことが弊害になってしまうケースも

"バス便エリア"に建設される一戸建てを購入する場合、見落としやすいチェック項目がある。それは、「自然が多いことによる弊害」だ。

身近に自然が多いのは、よいことばかりではない。動物や野鳥、害虫が多いという事態も生じやすい。例えば、カラスや野良犬、野良猫が多く、ゴミを荒らされるという問題が生じるかもしれない。

以前、私が住んでいた場所――横浜市内でも自然が残っている場所では、それこそいろんな野生動物を目にした。夜中に狸がゴミをあさっているのを見かけたことがある。

動物だけでなく、虫の害もある。郊外の場合、夏は蚊が多くて外で遊ぶことができないという場所がある。そうなると、せっかく庭があっても子供が遊べないし、犬を飼うのもむずかしくなる。

蚊が少ない住宅地の代表は、UR都市機構が公団時代につくったニュータウン。横浜市の港北ニュータウンや千葉ニュータウンなどは蚊が少ない。といっても実証データはない。あくまでも住んでみたり、取材に出かけたときの私の実感ではあるのだが・・・。

旧公団がつくったニュータウンは水の整備がしっかりしているのだろう。ボウフラが発生するようなドブや水たまりがないために、蚊が少ないのではないか、と私は思っている。

次は、「物件選びの盲点になりやすい駐車場」についてお話ししよう。

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