住宅地各所にカメラを設置する

規模の大きな住宅地では、住宅地内の何カ所かに防犯カメラを設置し、住宅地内への訪問者をVTR録画するという工夫が生まれている。といっても、この防犯カメラ、犯人を逮捕するために役立てようと設置されるのではなく、犯罪抑止効果を期待して設置されるものだ。

まず、住宅地への入り口に必ず「防犯カメラを設置しています」という看板を出す。カメラでVTR録画していることを隠さず、むしろ積極的に知らせるわけだ。これで、犯罪をもくろむ輩に侵入を思いとどまらせる効果が生まれる。「犯罪が起きたとき犯人を逮捕しやすい」、というより、「もともと犯罪が起きないようにしている」わけで、そのほうが家庭の平和を守る上ではありがたいことになる。

さらに、住宅地全体で警備会社とセキュリティ契約を結び、最初から各戸の玄関と窓に防犯センサーを備える物件が増え始めた。それだけでなく、警備員が1日2回程度、住宅地内を車でパトロールしてくれる住宅地も生まれている。

巡回パトロールが行われる時間とコースは日によって異なる。それも犯罪を抑止する上で効果的で、住人は心強いサービスとなる。

窓の備えを固めるだけでも効果的

pic_detail01
防犯性の高い住宅とは

警備会社のセキュリティサービスを受ける場合は当然ながら、費用がかかる。住戸ごとのセキュリティで毎月5,000円程度。パトロールを付けると、さらに2,000円程度加算される、といった具合だ。

このセキュリティサービスは、戸数の多い大規模住宅地でないと採用しにくいのが実状。小規模の建売住宅の場合は、戸別に警備会社と契約を結ぶことになる。このほか、窓にシャッターを付けたり、防犯フィルム入りガラス(簡単に破ることができない)にする工夫もある。

家を買うときは、どんな防犯設備が付いているかをしっかりチェックしておきたい。

次は、「一戸建て住宅地の最新事情」についてお話ししよう。

関連記事

一戸建てはマンションより防犯性が低い?
立地、セキュリティ、住み心地……「マンション」or「戸建て」それぞれのメリット&デメリット
窓ガラスで暮らしが変わる!? 防犯・防音・防寒目線で窓ガラスを選ぶ
物件どうする? どこがイイ?何が違う? 「管理人のいる物件」
身を守れるのか!?浮き輪、トランポリン・・・選ばれたのは【地震と住まいの調査3】