街づくりの工夫で防犯性アップ

最新の一戸建て住宅は、窓や玄関の防犯性を高めている。玄関ドアは2ロック(錠が2箇所)が当たり前で、窓には防犯フィルム入りやシャッター雨戸付きが増えるといった具合だ。さらに、警備会社と契約し、セキュリティを固めるケースが増え出した。

この発想をもう一歩進め、街区全体のセキュリティを守ります、という新築戸建て住宅地も登場している。建売住宅を分譲する際、「セキュリティに配慮した住宅地」として分譲するわけだ。

セキュリティに配慮する方法はいくつかある。

たとえば、住宅地内の道路を「通り抜け不可」となるように設計する。無関係の車が抜け道をしようと住宅地内に入ってきても、通り抜けができず、入ってきたところに戻るだけ・・・そんな道路にすれば、交通事故が減るし、部外者が立ち入らないので、不審者が目立つという効果も生まれる。つまり、事故防止や犯罪防止に役立つわけだ。

巡回パトロール付きという新しい工夫も

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防犯性は?

建売住宅の住宅地全体で警備会社とセキュリティ契約を結び、最初から各戸の玄関と窓に防犯センサーを備える物件もある。そのなかには、警備員が1日2回程度、住宅地内を車でパトロールしてくれる住宅地まで生まれているから、ちょっと驚いてしまう。

巡回パトロールが行われる時間とコースは日によって異なる。それも犯罪を抑止する上で効果的で、住人は心強いサービスとなる。

このようなセキュリティサービスを受ける場合は当然ながら、費用がかかる。住戸ごとのセキュリティで毎月5,000円程度。パトロールを付けると、さらに2,000円程度加算される、といった具合。マンションにおける管理費のような出費が生じるわけだ。しかし、「家族の安全を守るなら、それくらい払ってもよい」と考える人が増え、人気は上々である。

次は、「知っておきたい、庭付きの手間と利点」についてお話ししよう。

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